コロナ禍によるテレワーク 6割以上が上司部下間のコミュニケーションに不満と回答
EDGE株式会社(本社:東京都港区/代表取締役:佐原資寛)は、発達心理学をベースとした独自の指標で、社員一人ひとりの価値観の拠り所を可視化し、目標設定やマネジメント、適正配属に活用するためのサーベイとして、エアリーマネジメントクラウドの提供を開始した。
6割が不満 テレワーク下でのコミュニケーション
コロナ禍が長期化する中でテレワークが浸透し、以前と比較して社員同士が顔を合わせてコミュニケーションをとる機会が減少。景気悪化が懸念される一方で、EDGEは取引先からは「テレワークにより離職が加速した」という声が多く寄せられたとしている。EDGEが実施した調査では、「テレワークの浸透前後で、上司部下間でのコミュニケーションにやりづらさを感じたり、不満を感じる機会が増えた」と回答した上司、部下は合わせて約64%(N=800)と、多くの社員がテレワーク下でのコミュニケーションに不満を感じていることが明らかになった。
提供を開始したエアリーマネジメントクラウドでは、他のサーベイとは異なり平均値ではなく一人ひとりの状態を把握することに重点を置き、質問も周囲との関係性ではなく回答者の価値観や現在の心情を問うものとなっている。
エアリーマネジメントクラウドとは
エアリーマネジメントクラウドは、成人発達理論や発達心理学、ポジティブ心理学などをベースとした独自の指標で、分類された意識構造のどの段階にいるのかを診断し、それを元に価値観や幸福度を可視化することができるサーベイ。
診断結果により、社員一人ひとりの現在の状況や価値観に合わせた日々の声がけ、フォローなどを可能とし、社員一人ひとりに寄り添う伴走型のマネジメントを実現する。また、社員全体の価値観の分布やばらつきを明らかにすることで、ピープルアナリティクスの観点から適切な人事施策や組織戦略を実行することを後押し。設問内容は、回答する本人自身に向けた設問となっており、組織や上司への忖度を排除することが可能だ。診断結果は社員本人にもフィードバックされ、社員本人もステップアップに向け有効活用することができるのも特徴。
まとめ
働く環境が大きく変化している今、従来のマネジメントスタイルでは一人ひとりの価値観を正しく把握することが難しくなったと言われている。客観的な指標を用いることで、管理職のマネジメント負荷を下げる必要があるのではないだろうか。
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