働くママに聞いた“家計と消費”の現状「ゆとりない」が半数以上
ビースタイルグループ(株式会社ビースタイル ホールディングス 本社:東京都新宿区、代表取締役:三原邦彦/およびグループ各社)が展開する、主婦に特化した人材サービス『しゅふJOB』の調査機関しゅふJOB総研は、『家計・消費・負担』をテーマに、働くママ層を対象としたアンケート調査を実施した。※比較したコロナ禍発生前のデータは、2019年12月16日~2019年12月22日に行った調査結果より。
家計にゆとりが「ある」32.2%、「ない」64.3%
「今あなたのご家庭は、家計にゆとりがありますか」と質問したところ6割以上の人が「ゆとりがない」と回答。一方、1/3近くは「ゆとりがある」と回答している。コロナ禍が本格化する前に同調査を行った時の結果と比較すると、「ゆとりがある」との回答が11.4ポイント増加した。
家計の支出で負担に感じているもの
支出で負担に感じているものの1位はコロナ禍以前と変わらず「教育関連費」、次いで「家賃・住宅ローン」、「食費(米・野菜など)」となっている。
負担さえ考えなければ“もっと購入・利用”したいもの
家計への負担さえ考えなければ“もっと購入したい”または“利用したい”と考えるものについてもコロナ禍以前とさほど大きな変化はなく、1位は「趣味・習い事」という結果に。2位以下は「衣服類」、「外食費」、「遊興費」と続いた。
食料品の中で出費を減らしたいと思うもの
出費を減らしたい食料品の1位は「お菓子類」、2位は「特にない」、3位は「肉類」だった。コロナ禍以前と比較して、順位に変化はない。
日用品の中で出費を減らしたいと思うもの
出費を減らしたい日用品もコロナ禍以前と比較して目立った変化はなく、「特にない」が1位。2位以下には「洗濯用洗剤」、「ティッシュペーパー」、「ゴミ袋」が並んだ。
日々の生活の中で解消したいと思う負担
解消したいと思う日々の負担にも、コロナ禍以前との大きな変化はない。「生活にかかる金銭的負担」が最も多く、次いで「家事・育児の重圧など心理的負担」、「子育てにかかる金銭的負担」が挙げられた。
調査概要
調査手法:インターネットリサーチ(無記名式)
有効回答者数:541名 ※お子さんがいる女性のみ
調査期間:2021年3月24日(水)~2021年3月31日
調査対象:ビースタイル スマートキャリア登録者/求人サイト『しゅふJOBパート』登録者
まとめ
調査結果からコロナ禍が本格化する前と比較して、家計にゆとりがあると感じている人が増加傾向にあることがわかった。一方で厳しい環境下にある人も半数以上いることが見て取れる。金銭的負担、心理的負担ともに、個別状況に合わせた適切なサポートを受けられる環境の整備が必要だと言えるだろう。
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