会社の目標やその進捗状況の共有に対する経営者と従業員の意識にギャップ?
クラウド型一般企業向け経営支援ソフト『bixid(ビサイド)』を提供する株式会社YKプランニング(本社所在地:山口県防府市、代表取締役:岡本 辰徳)は、中小企業の経営者/従業員を対象に、「目標に対する経営者と従業員の意識のギャップ」に関する調査を実施した。
重要と考えるもの
会社にとって重要なことがなにか尋ねたところ、経営者、従業員とも「利益を上げること」が最多となった。
会社が掲げる目標と達成に向けた進捗状況
会社の目標やその進捗状況について把握しているかとの問いでは、経営者は「目標・進捗状況ともに把握している」が67.7%で最多となった一方、同回答の従業員は30%だった。
目標やその進捗の共有状況
経営者に「会社の目標やその進捗状況を社内のどこまで共有していますか?」と質問したところ、「役員クラスまで」という回答が最も多かった。
また、会社の目標やその進捗状況について、社内システムや会議の場で共有しているという経営者が多い一方で、従業員の多くが「特に共有されていない」という認識であることが分かった。
KPI設定
「全社の目標を達成するために、各従業員のKPI(重要業績評価指標)が設定されていますか?」と質問したところ、6割以上が「いいえ」と回答している。
会社全体の目標と各従業員のKPI
従業員に、会社の目標と自分(個人)の目標がどのように紐づいているかを理解しているか質問したところ、「しっかりと理解している」という回答が最多だった。
さらに、どのように紐づいているかを理解できればモチベーションが上がるか尋ねたところ、7割以上が「はい」と回答した。
KPIと会社の成長
「全従業員が会社のKPI(重要業績評価指標)を共有し、目標として掲げ、進捗を追っていくことで会社が成長すると思いますか?」と質問したところ、経営者・従業員ともに半数以上が「はい」と回答。
必須な取り組み
続いて、「そのために必須だと思うことを教えてください」と質問したところ、経営者・従業員ともに「明確なKPIの設定」が最多だった。
調査概要
調査名称:「目標に対する経営者と従業員の意識のギャップ」に関する調査
調査期間:2021年4月7日~4月9日
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,025人(経営者511人/従業員514人)
調査対象:従業員数30人以上100人以下の中小企業の経営者/従業員
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
まとめ
調査の結果から、経営者と従業員とでは目標に対する意識にギャップがあることがわかる。そもそも、会社の目標や進捗状況について共有されていないと感じている従業員が多く、その点から改善していく必要があると言えるだろう。
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