コロナ禍でのテレワーク 何が変わった?
紀尾井町戦略研究所株式会社(本社:東京都杉並区、代表取締役社長:別所 直哉)は、コロナ禍により日本の職場においてテレワークの状況がどのように変化したのか調査した。
新型コロナウイルスで変わったこと
新型コロナウイルスの影響でテレワークを始めた・頻度が増えた人の割合は全体の4割未満となった。 そのうち、終息後もテレワークを継続したいと回答した人は全体の8割以上。継続を望まない理由としては、家の間取りや家族との距離感等が影響して仕事しづらいことや、効率が下がると感じていることが多く挙げられた。 また、同居する家族との関係が変わったと回答した人は約3割で、いい変化があったと感じる人の方が多かった。
テレワークのために自宅のインテリアやレイアウトを変更した人は全体の3割弱。自宅以外のスペースについては、全体の2割程度しか利用していないことがわかった。一方で、約6割の人が何かしらを新調していて、イヤホンやマイク、パソコンなどが挙げられた。
テレワークで感じたメリットのうち、最も多く回答があったのは「通勤にかかる時間や労力を節約できるようになった」こと。次が「家族との時間が増えた」だった。デメリットとして最多だったのは「運動不足になった」で、次が「コミュニケーションが減った」となった。
調査概要
調査方法:Yahoo!クラウドソーシングを用いたインターネット上でのアンケート
調査日:2021年4月14日
調査数: 1,000人
調査レポートはこちら
紀尾井町戦略研究所株式会社
日本や世界が、経済面でも健康面でも豊かで、自由に挑戦ができる社会となるよう取り組んでいる企業。未来に向けた挑戦をする企業や人々にコンサルティングという形で支援を行いながら、民間シンクタンクとして社会デザインを変える研究や政策提言をしている。
まとめ
再び緊急事態宣言が発令・延長されるなど、未だ猛威をふるう新型コロナウイルス。今後リモート業務はますます増えていくのではないだろうか。従来と異なる働き方に難しさを感じる場面もあるだろうが、工夫次第で快適な労働環境を作り出すこともできるはずだ。
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