生理休暇「使ったことがある」7.0％！約8割の女性が仕事に支障をきたすと回答

正社員で長く働きたい女性のための転職サイト『女の転職type』は、女性のリアルな仕事観を調査するコンテンツ【データで知る「女性と仕事」】の第32回の調査結果をリリースした。

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【Q.1 就業規則に「生理休暇」はある？】

勤めている会社の就業規則に生理休暇があるか聞いたところ、「ある」と回答した人が36.5％だった。「ある」と回答した人の中では、無給の人が15.5％、有給の人が13.9％だった。

【Q.2 「生理休暇」利用したことある？】

実際に生理休暇の制度を利用したことがあるか聞いたところ、利用したことがある人は全体の7.0％という結果だった。またQ.1で就業規則に生理休暇が「ある」と答えた人の中でも、実際に制度を利用したことがある人は12.7％と少ない結果となっている。
※生理が理由で休んだことはあるが、制度として使ったことがない方は「ない」を選択

【Q.3 「生理休暇」を利用していない理由は？】

生理休暇を利用していない理由を聞いたところ、1位は「会社の就業規則（制度）にないため」45.2％、2位は「使っている人が少ないため」29.8％、3位は「生理休暇が必要なほど体調が悪くならない」27.9％という結果だった。

【Q.4 生理やPMSで仕事への影響を感じた？】

生理やPMSが理由で仕事に影響が出たと感じたことがあるかを聞いたところ、「感じたことがある」派の人が82.2％となった。

【Q.5 どんな仕事への影響があった？】

具体的にどのような影響があったかを聞くと、結果は「仕事の進みが遅くなった」68.8％が1位となった。「体調不良で休んだ」「体調不良で遅刻、早退した」など、勤怠に影響が出た人も一定数いることがわかった。

【Q.7 今まで使ったことがある、今後使ってみたい生理用品は？】

使ったことがある、今後使ってみたい生理用品について尋ねてみると、使ったことがある製品は「ナプキン」99.4％が圧倒的で「タンポン」も約半数の女性が使ったことがあった。

調査概要

調査内容：第32回「生理休暇とったことある？」｜データで知る「女性と仕事」
調査期間：2021年8月2日～8月18日
有効回答数：818名
調査対象：『女の転職type』会員
調査方法： Web上でのアンケート

まとめ

生理休暇は「生理日の就業が著しく困難な女性に対する措置」として労働基準法第68条で定められており、雇用形態を問わず誰でも請求する権利がある。ただし、給与発生の有無については労働者との取り決めで異なる。自社の労働契約や就業規則を確認した上で、上手に活用してみてはいかがだろうか。

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