トヨタ車体が「レンタル移籍」を導入!新規ビジネス創出や社内変革に挑戦できる人材の育成を目指す
株式会社ローンディール(東京都港区、代表取締役社長:原田 未来)は、トヨタ車体株式会社(愛知県刈谷市、代表取締役・社長:増井 敬二)に対して、人材が元の組織に在籍しながら期間を定めて他社で働く仕組みである「レンタル移籍」を提供した。10月から1名、22年1月から2名の合計3名がベンチャー企業での業務を開始する。
導入背景
トヨタ車体は、自動車業界の変革期において、自ら企画・開発を行い、新規ビジネス創出ができる人材の育成、および挑戦する社内風土の醸成を目指している。
ベンチャー企業で先端技術の知識に触れ、スピード感のある事業開発を経験することで、社内変革を主導できる人材に成長することが期待されている。
レンタル移籍者と移籍先企業
■本社 開発本部勤務 男性(49歳)(移籍先:トラベルドクター株式会社)
2021年10月よりトラベルドクター株式会社(東京都大田区、代表取締役:伊藤 玲哉)での業務を開始。医師のサポートにより病気の方の安心安全な旅行を叶える「トラベルドクター」事業において、PR媒体のデザイン・制作、移動手段からの旅行体験の一部としての福祉車両のデザインなどに取り組む。
※1月に移籍開始の2名については、現在移籍先の調整中。
株式会社ローンディールについて
企業間レンタル移籍プラットフォーム「LoanDEAL」を提供。「レンタル移籍」は、研修・出向などの企業間契約に基づいて、イノベーション人材・次世代リーダー育成に取り組む大企業と、事業開発力を強化したいベンチャー企業のマッチングによって実現する。2015年9月にサービスを開始し、2021年10月現在、導入企業はトヨタ自動車・経済産業省・NTT西日本など大企業56社、171名。受入企業として467社のベンチャー企業が登録。オープンイノベーションの仕掛けとしても注目され、2019年に内閣府が主催する第一回日本オープンイノベーション大賞において「選考委員会特別賞」を受賞。2020年度グッドデザイン賞(ビジネスモデル部門)受賞。 その他、発想力を鍛えるリアルケーススタディ「outsight(アウトサイト)」、地域・高校の現場で社会感度を高める「大人の地域みらい留学」を提供。
まとめ
ベンチャー企業へのレンタル移籍は、生身の自分の力を実感するとともに、会社の経営資源の豊富さを理解することに繋がる。また、売上や利益に対するリアリティを持ちながら、前例や実績がない中で、スピード感をもって思考・行動を繰り返し、価値創造に取り組むことになる。新規ビジネス創出や社内変革に挑戦できる人材の育成にぴったりな仕組みと言えるだろう。
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