【新入社員の6割以上が自身のスキル以上の指示に困惑!?】企業が取り組むべき育成テーマとは
株式会社リンクアンドモチベーション(本社:東京都中央区、代表:小笹芳央)のグループ会社である株式会社リンクアカデミー(本社:東京都中央区、代表取締役:小栗 隆志)は、「若手社員のスキルと課題」に関する調査を実施した。
経営者・管理職・人事担当者が求める「新入社員に求めるスキル」
経営者、管理職(部長クラス)、人事・総務担当者を対象に、新入社員が入社の時点で身に付けておいて欲しいスキルについて尋ねたところ、『ビジネスマナー』という回答が最多となった。
経営者・管理職の課題
経営者、管理職(部長クラス)を対象に「若手社員に業務上の指示を行う際、コンプライアンス違反などに対して年々不安が大きくなっていますか?」と質問したところ、『とてもそう思う』『ややそう思う』という回答が6割以上に達した。
続いて、「スキルが不明瞭なため、新入社員や若手社員にどこまで求めたらいいかの判断が難しいと思いますか?」と質問したところ、『とてもそう思う』『ややそう思う』という回答が6割以上に達した。
新人の課題
2021年度の新入社員を対象に「上司や先輩から自分のスキルを超えた指示や依頼をされることはありますか?」と質問したところ、『とてもよくある』『それなりにある』『たまにある』という回答が6割以上に達し、自身のスキル以上のことを求められるケースが、しばしば発生している様子が見えてきた。
さらに、「自身のアウトプットに対して、上司や先輩から差し戻されたり質問できなかったりすることがありますか?」と質問したところ、『とてもよくある』『それなりにある』『たまにある』という回答が7割近くに上る結果となった。
調査概要
調査期間:2021年9月15日(水)~2021年9月17日(金)
調査方法:インターネット調査
調査人数:1,011人(①経営者253人 ②管理職250人 ③人事・総務担当者256人 ④2021年度新入社員252人)
調査対象:従業員数300人以上の企業の①経営者 ②管理職(部長クラス) ③人事・総務担当者 ④2021年度新入社員
モニター提供元:ゼネラルリサーチ
まとめ
スキル不明瞭によるコミュニケーションノイズの放置は、モチベーションダウン、ひいては無自覚ハラスメントの温床となる可能性も。スキル不足を個々の問題と捉えるのではなく、組織全体の問題と捉え、全社が一丸となってスキル向上のために動いていく必要があるだろう。
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