大企業の人事担当者の77.2%がコロナ第6波の拡大で「22卒新人研修」の実施を不安視
ユームテクノロジージャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役:松田しゅう平)は、「2022年度の新人研修」に関する実態調査を実施した。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2022年1月31日〜同年2月2日
有効回答:大企業(従業員数500名以上)の人事担当者101名
大企業の2021年度新人研修、約8割は「オンライン」を活用
2021年度新人研修の実施形態について、「全てオンライン」が27.7%、「オンラインと対面のハイブリッド」が50.5%という回答となった。
41.8%「十分なフォローができなかった」と回答
Q1で「全てオンライン」「オンラインと対面のハイブリッド」と回答した方に、研修後に学びを実践に繋げるための十分なフォローができたか質問したところ、41.8%が「そう思わない」と回答した。
十分なフォローができなかった理由
Q2で「そう思わない」と回答した理由では、「現場と密な連携ができていなかったから」が72.7%で最多となった。
2022年度の新人研修73.3%が「オンライン活用予定」
2022年度の新人研修について、「オンラインでの実施」が21.8%、「ハイブリッドでの実施」が51.5%という回答となった。
約8割の人事担当者が「不安」を実感
コロナ第6波の拡大により2022年度の新人研修の実施に関して不安を感じているか質問したところ、約8割が「感じている」と回答した。
「新人同士の横のつながりを醸成しづらい」61.9%
Q5で「オンラインでの実施」「ハイブリッドでの実施」かつ、Q6で「かなり感じている」「やや感じている」と回答したが感じる不安として、最多は「オンラインでは、新人同士の横のつながりが醸成しづらい」となった。
今後の新人研修
今後オンラインを活用した新人研修が主流になってくると思うか質問したところ、74.2%が「そう思う」と回答した。
オンラインが主流になる理由
Q9で「そう思う」と回答した理由を尋ねたところ、「時間や場所などの制約がないから」が80.0%で最多だった。
約4割「オンラインを活用した効果的な新人研修の方法論が確立できていない」
Q9で「かなりそう思う」「ややそう思う」と回答した方に、オンラインを活用し、効果的な新人研修を行うための方法論が確立できているか質問したところ、約4割が「そう思わない」と回答した。
まとめ
コロナ禍における研修のニューノーマルとして、研修が実践に結びつくような研修後のフォローアップ体制について見直しが必要だろう。
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