約8割が総務の仕事を社内にアピールできていない
株式会社月刊総務(所在地:東京都千代田区、代表取締役:豊田健一)は、全国の総務担当者を対象に「総務の仕事に関する調査」を実施した。
6割以上の総務が新型コロナで仕事量が増加
新型コロナによって総務の仕事量と内容に変化があったか尋ねたところ、「仕事が増えた」が62.8%、「これまでにない仕事が発生した」が78.8%という結果になった。
「戦略総務」を実践できているのは約4割
所属する総務部門は「戦略総務」を実践していると思うか尋ねたところ、実践できている総務は約4割という結果になった。
※戦略総務とは、会社を変えるために、自ら考え仕掛けていくことであり、そのために自らも変わる総務を指す。
総務の仕事は正当に評価されている?
総務の仕事は正当に評価されていると思うか尋ねたところ、7割以上が総務の仕事は正当に評価されていないと感じていることがわかった。
4割が現場や経営からの評価・評判を収集していない
現場や経営からの評価・評判をどのように収集しているかを尋ねたところ、「収集していない」が40.5%で最多となった。
総務に対する他部署からのイメージ
あなたの会社の中で総務は他部署からどのように見られていると思うか尋ねたところ、「なんでも屋」が83.6%で最多となった。
約8割が総務の仕事を社内にアピールできていない
総務の仕事を社内にアピールできているか尋ねたところ、約8割の総務がアピールできていないことがわかった。
アピール方法は「社内報やイントラネットで情報を発信している」が73.3%で最多となった。
総務のモチベーションは?
総務の仕事をする上でモチベーションになっていることを尋ねたところ、「社員から頼りにされていること」が68.4%で最多となった。
総務にインセンティブ制度
総務にインセンティブ制度はあるか尋ねたところ、「ある」は3.0%という結果になった。
表彰制度がある企業のうち、総務が表彰されたことがあるのは半数以下
会社に表彰制度があるか尋ねたところ、「ある」が71%だった。
表彰制度がある企業に対し、総務部門が表彰されたことがあるか尋ねたところ、「ある」は半数以下という結果になった。
また、総務関連の社外のアワードに応募したことがあるか尋ねたところ、「ある」は4.5%だった。
調査概要
調査名称:総務の仕事に関する調査
調査対象:『月刊総務』読者、「月刊総務オンライン」メルマガ登録者ほか
調査方法: Webアンケート
調査期間:2022年2月16日〜2022年2月23日
有効回答数:269件
調査主体:株式会社月刊総務
まとめ
会社を変えるために自ら能動的に動く「戦略総務」としての仕事を個々人がもっと社内外に発信し、総務という仕事の面白さややりがいをアピールすることが求められているようだ。
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