クラウドキャスト「SmartGo® Staple」の提供でエムティーアイの経費精算業務の効率化とテレワーク推進を支援【NTT Com】

NTTコミュニケーションズ株式会社 (以下 NTT Com) とクラウドキャスト株式会社 (以下 クラウドキャスト) は、株式会社エムティーアイ (以下 エムティーアイ) に「SmartGo® Staple」を提供し、全社的な経費精算業務の効率化とさらなるテレワークの推進によるDX実現を支援した。

背景

エムティーアイでは、経費精算業務においては紙面による領収書の原本提出やスキャン作業が必要であり、テレワークの阻害要因となっていた。また、700人を超える従業員が本来の業務により集中するための業務プロセス改革が求められていた。一方、既存のシステムを前提に個別最適化された業務が残っており、全体最適の観点で業務プロセスを大幅に変えることが難しい状況にあった。

このような課題を解決し、経費精算業務プロセスを根本的に改革するために「SmartGo® Staple」が導入された。

「SmartGo® Staple」の特長

「モバイルSuica」と、国内初の法人プリペイドカード一体型ペイメント管理サービス「Staple」が一体となった経費・交通費精算DXサービスで、以下の特長がある。

(1) 法人プリペイドカードの利用により従業員の立替払いを無くすとともに、経費精算業務プロセスの簡素化を実現
(2) 支払った経費・交通費が自動でアプリに取り込まれるため、経費の確認や申請、承認、経理処理にかかる時間の大幅な削減が可能
(3) 利用時にタイムスタンプが付与され、改ざんできない電子明細書が発行されるため、領収書の代替として用いることが可能

導入の効果

(1) エムティーアイの経理部では領収書のスキャン作業を100％削減することに成功。紙の業務も9割削減しペーパーレス化を達成した。立替が無くなったことにより、従業員への振り込みの業務負荷や振込手数料の削減も達成した。

(2) モバイルSuicaとの連携により利用経路が自動入力されることで、経費申請が月に1回40分程度になり、約7割削減することができた。

業務の効率化により本来業務に集中する時間の確保や、他の業務へ稼働を割くことができるようになり、スキルアップの機会の創出に成功。テレワークのさらなる推進など、働き方改革の推進にも貢献した。

まとめ

経費精算業務のDX化に課題を抱える企業は少なくないはずだ。アナログな業務を削減すれば、業務効率化はもちろん、多様な働き方の実現に向けて様々なメリットが生まれる。自社に最適なツールを導入し、DX化を進めてみてはいかがだろうか。