一度ご縁がなかった会社からのスカウトを9割の人が嬉しいと回答
株式会社MyRefer(本社:東京都中央区、代表取締役社長 CEO:鈴木貴史)は、会社員男女506名を対象に「過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査」を実施した。
解説
コロナ禍やジョブ型雇用によって雇用の流動性は高まり、日本にも大転職時代が到来している。転職が当たり前になる中、一度ご縁がなかった会社からのスカウトの連絡に9割が好意的だと回答した。さらに、8割の人はタイミングやスカウト内容によっては再度応募したいと考えている。その理由は、選考時の印象の良さや自分を理解してくれていることであり、候補者体験の重要性が伺える。
企業側は、優秀なタレント人材を獲得するために、短期的な採用を中長期的なタレントアクイジションに変革することが求められている。よりよい候補者体験を提供したうえで、過去応募者とのつながりを資産にして中長期的に関係を築き、戦略的にスカウトしていくことが重要だ。
一度ご縁がなかった会社からのスカウト歓迎9割
過去最終選考に進んだ会社から再度スカウトの連絡があったら嬉しいと9割の人が回答した。転職が当たり前の世の中では、一度ご縁がなかった企業からのスカウトも好意的に受け取られると分かった。
過去最終選考に進んだ会社「再応募したい」8割
過去最終選考に進んだ会社に、タイミングやスカウト内容によっては再応募したいと考えていると8割の人が回答した。複数回の転職を見据えると、大半の人はご縁がなかった企業にも応募に前向きだと分かった。
再応募したい理由
再応募したいと思う理由は、「選考時の印象がよかった」(47.9%)、「自分のことをよく分かってくれているから」(47.9%)、「機会があればまた受けたいと思っているから」(29.2%)となっている。
実際に再応募する要素
再応募につながる要素としては、「タイミング」(49.4%)、「スカウトの仕事内容」(44.5%)、「スカウトの年収」(39.7%)が大きいと回答しており、なぜ今連絡したかが明確であり、候補者にとってメリットのある内容が求められる。
調査概要
「過去不採用/辞退した会社からのスカウトに対する意識調査」
・調査期間:2022年4月11日~2022年4月12日
・調査対象:従業員数30人~1000人以上の会社で働く会社員で転職経験が1回以上ある人
・有効回答数:506名
・調査方法:インターネット調査
・調査主体:株式会社MyRefer
まとめ
今回実施した調査では、一度ご縁がなかった会社からのスカウトに9割が好意的だと分かった。一度選考をして終わりではなく、候補者と中長期的に関係性を築いていくことが重要になるだろう。