「Talent Palette」の労務管理オプションに「年末調整」機能を実装
株式会社プラスアルファ・コンサルティング(本社:東京都港区、代表取締役社長:三室克哉)はデータに基づいた人事戦略の実現を目指すタレントマネジメントシステム「Talent Palette」において、労務管理業務の効率化を支援する「労務管理オプション」に、新たに「年末調整」機能を実装した。
概要
高度なデータ分析機能戦略人事を実現する科学的人事プラットフォームとして多くの企業に採用されているタレントパレットだが、従来の人事管理業務に加えて、経営のパートナーとして戦略的人事という役割も求められる人事部門にとって、そのリソースを戦略的人事業務にシフトしていくことが解決すべき課題となっている。
タレントパレットでは人事部門のリソースシフトを支援するために、採用管理オプションや研修管理オプション、ヘルスケア管理オプション、労務管理オプションといった既存業務の効率化機能もオプション展開してきた。
このたび労務管理オプションの新機能として年末調整にも対応したことにより、毎年の人事の一大イベントである年末調整の用紙配布、回答収集(回収状況管理)という最も繁雑な業務のDX化による効率化が可能となった。今後さらに、雇用契約書の作成やマイナンバー管理にも対応していく予定としている。
年末調整機能対応範囲
年末調整業務のうち、最も繁雑である従業員からの申告(年末調整書類の配布、社員による回答入力、回収とリマインド)部分を電子化し、ペーパーレスで実現する。収集した年末調整回答データは給与システムや社労士システムへ連携するために、CSV形式で出力することが可能。
なお今回追加実装した年末調整機能に加え、今後は雇用契約書の作成、マイナンバー管理にも対応予定という。
Talent Palette(タレントパレット)
「タレントパレット」は、人材戦略に必須となる採用から育成、配置、評価、抜擢・活躍までを一気通貫で行い、科学的根拠に基づいた戦略的人事を実現するサービス。同社はこれまで3,000社超のマーケティング支援を行ってきた実績があり、そこで磨き上げたデータ活用技術のノウハウを活かしている。今までは管理するのみに留まっていた人材情報を分析し、そのデータを網羅的に活用することで経営層の意思決定を後押しする。具体的には人材基本情報、過去の経歴、スキルや能力、内面や適性、社員の希望や考え、日々のモチベーションからエンゲージメントまでのデータを一括で扱うことができる。これらのデータを分析することにより、複数軸での人材配置シミュレーションや離職危険者のピックアップ、採用ミスマッチ防止など、企業が抱える課題を人事ビッグデータ活用により解決する。
まとめ
煩雑な年末調整業務をDX化できれば、人事部門の年末における業務負担を大きく軽減することが可能となるだろう。自社の状況に応じて、ツールの導入を検討してみてもいいのでは?