JCBグループのカード発行会社の会員向けB2B決済サービス「請求書カード払い」提供開始
株式会社デジタルガレージ(本社:東京都渋谷区、代表取締役兼社長執行役員グループCEO:林郁、以下:DG)と、株式会社ジェーシービー(本社:東京都港区、代表取締役会長兼執行役員社長:浜川一郎、以下:JCB)は、JCBグループのカード発行会社のカード会員向けのB2B決済サービス「請求書カード払い」を開始した。
概要
DGとJCBは、2022年11月には第一弾として「DGFT請求書カード払い」を提供開始しており、11月の事業開始以降に得られた知見を活用し、ユーザーインターフェイス(UI)の刷新、不正利用の防止などに繋がるセキュリティ強化を行っている。今回の「請求書カード払い」は、それに加えJCBグループのカード発行会社のカード会員が、業界最安値水準の手数料2.98%で利用できるサービスとして提供する。
また、DGとJCBは、2022年2月の資本業務提携に基づき、決済事業のさらなる拡大、フィンテックサービスの拡大を目的に、決済インフラの連携及びキャッシュレス加盟店の相互開拓を進めている。相互のアセットを活用したB2B市場向けの新規事業・サービスの開発や協業を推進しており、本件はその一環の取り組みとなる。
2022年の電子帳簿保存法の改正や2023年10月に控えたインボイス制度の導入などにより、B2B取引のデジタル化がさらに進むことが見込まれており、新たな決済サービスが普及する土壌ができつつある。
B2B決済サービス「請求書カード払い」
・銀行振込の請求書をJCBカードでの支払いに切り替えることで、実質的な支払い期日を繰延できるB2B向け決済サービス。取引先(請求書の発行元)がカード決済に対応していない場合でも利用できる。
・クレジットカードを利用した場合、実質的な支払い期日を約40日程度繰延することが可能(月末支払い期限の請求書の場合)。季節要因による定期的な資金不足や突発的な資金調達など、中小事業者の資金繰りをサポートする。
・利用登録は無料、業界最安値水準の手数料2.98%で利用可能。
・日本発、唯一の国際カードブランドを運営するJCBと、日本を代表する可用性の高いセキュアなシステム基盤・運用体制をもつ決済プロバイダー(PSP)のDGが運営する、安全安心なサービスだ。
・利用申請(取引先/請求書の登録など)は、「お客様専用ページ」上から行うことが可能。また、申請後の進捗状況、過去の利用状況、振込状況なども一覧で確認できる。
まとめ
カード払いで実質的な支払い期日を繰延し、中小事業者の資金繰りと業務効率化を支援する本サービス。業界最安値水準の手数料となっているため、対象のカード会員は活用を検討してみては?