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エンゲージメントが高い従業員は会社のパーパスを体現し、顧客志向性が高い傾向に

2023.12.25

株式会社エモーションテック(本社:東京都港区、代表取締役:今西良光)は、主要15業界の企業に所属する6484名を対象に、従業員エンゲージメントスコアであるeNPS℠(※)に関する調査を行った。

(※)eNPS℠とは…「Employee Net Promoter Score(エンプロイー・ネット・プロモーター・スコア)」の略。従業員エンゲージメント(企業に対する愛着・信頼の度合い)を数値化した指標。「現在の職場で働くことを親しい友人や知人にどの程度おすすめしたいと思いますか?」という質問に0~10の推奨度から回答してもらい、9・10を選択した推奨者の割合から0~6を選択した批判者の割合を引いて算出する。

「株式会社エモーションテックによる15業界のeNPS℠(従業員エンゲージメント)調査2023年度版」

調査結果のポイント

調査結果のポイント

本調査では、職場に対する推奨度(0~10の11段階)の質問で、9・10を選択した「推奨者」7・8を選択した「中立者」0〜6を選択した「批判者」に分類し、それぞれが「パーパスの実現に向けた取り組み」に対してどの程度取り組んでいるかを分析。その結果、推奨者の53%が何かしら取り組みを実施しているのに対し、批判者ではわずか14%にとどまったことが明らかになった。

また、同社は今回の調査で「目標達成に向けた意欲」「新しいことや難しい業務へのチャレンジ」についても職場に対する推奨度と相関関係があることを検証した。

さらに同社が顧客志向と従業員エンゲージメントの関係性について調査を実施したところ、職場推奨度の高い人ほど、顧客志向で業務に取り組めていることが判明。その他にも、従業員エンゲージメントが高いほど企業価値を高めるための行動につながりがあることが明らかになった。

調査概要

「株式会社エモーションテックによる15業界のeNPS℠(従業員エンゲージメント)調査2023年度版」
調査対象:主要15業界の企業に所属する正社員
調査方法:インターネット調査
調査期間:2023年10月21日~2023年10月24日
回答数:6484件(有効回答数)

まとめ

本調査の結果からも、従業員エンゲージメントの向上に取り組むことは、企業に欠かせないものだとわかる。また、本質的な取り組みにする上では現状把握が重要だろう。オフィスのミカタではエンゲージメントを測定するためのサーベイ・マネジメントツールをまとめて紹介している。併せて参考にしていただきたい。

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