味の素、ハッカズークの「Official-Alumni.com」を用いたアルナイネットワーク構築を開始

株式会社ハッカズーク（本社：東京都、代表取締役CEO：鈴木仁志、以下：ハッカズーク）は、同社が提供するアルムナイ（退職者）専門サービス「Official-Alumni.com」を用いて、味の素株式会社（取締役 代表執行役社長 最高経営責任者：藤江太郎、以下：味の素）がアルムナイネットワークを構築することを発表した。

「志に共感している人」とのつながりを重視

人財資産に関する2030年に向けたありたい姿について「全ての従業員が働きがいを感じられる会社へ」を掲げ、会社の志（パーパス）を「アミノサイエンスで人・社会・地球のWell-beingに貢献する｣としている味の素。同社は今回の取り組みの背景として、「志に共感する社内外の多様な『個人』が集い、『組織』が多様な個の強みを活かして共成長することでイノベーションを創出し、未来に向けた継続的な価値創出によりASV（Ajinomoto Group Creating Shared Value）』を実現」するとしている。

そうした中、味の素は「多様性」「挑戦」「Well-being」「志」の4つの軸と「つなげる」というキーワードの下、人財戦略を実行。社外にそのつながりをさらに広げていくために、アルムナイに関する取り組みを開始。2023年12月の立ち上げから約半年間で500名を超えるアルムナイから登録申請があった取り組みを一層活性化させるため、プラットフォーム変更にいたったという。

ハッカズークの「Official-Alumni.com」では、企業とアルムナイ、アルムナイ同士がつながることができるクラウドサービスとともに、豊富な知見を基にしたコンサルティング及び運用支援を提供している。味の素社においては、アルムナイとの関係を構築はもちろん、アルムナイ同士の交流を通じて、活動の幅を広げられる新たな機会を提供するという。

出典元：ひとつの“志”でつながり合う世界を。リニューアルに込めた「味の素アルムナイコミュニティ」への想い（アルムナビ／株式会社ハッカズーク）
出典元：Official-Alumni.com（株式会社ハッカズーク）
味の素アルムナイコミュニティ

まとめ

人材不足や採用難度の上昇から注目されるようになったアルムナイ人材。しかしそこで得られるメリットは採用に限らない。外部に居るアルムナイと良好な関係が維持できれば、人脈や取引先の強化にもつながる可能性がある。

味の素社の取り組みも参考に、自社でのアルムナイに関する取り組みを今後どのように進めていくか、改めて検討してみてはいかがだろうか。オフィスのミカタではアルムナイ活用のメリット・デメリットについてまとめている。合わせて参考にしていただきたい。

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