オフィス内での物品・備品の保管業務が担当者の負担に 日本パープル調査
株式会社日本パープル(本社:東京都港区、代表取締役:林壮之介)は、物品保管に関して、管理業務に関わる担当者300名を対象に調査を実施。担当者の負担感や、特にリソースを要している業務などを明らかにした。
調査概要
調査概要:物品・備品保管に関する実態調査
調査方法:インターネット調査(WEBアンケート方式)
調査期間:2024年8月30日〜同年9月1日
有効回答:会社の物品、備品の保管に関わる担当者 300名
出典元:物品・備品保管に関する調査レポート(株式会社日本パープル)
保管業務に時間を費やす担当者が約7割 具体的な課題は?
本調査ではまずはじめに「会社の物品・備品の保管・整理、管理、取り出し/預け入れに費やす業務の割合について教えてください」と質問。その結果「業務時間のほとんどを費やしている(12%)」「業務時間の多くを費やしている(26%)」「業務時間の一部を費やしている(30%)」との回答から、担当者の68%が保管業務に長時間を割かれている実態が明らかになった。
また、現在担当している業務について尋ねる項目では、物品・備品管理が他の業務に比べて最も多くの時間とリソースを割いていることも判明している。
続いて本調査では「物品・備品の保管場所にアクセスする頻度について教えてください」と質問。「週に数回(34%)」「毎日(24%)」「週に1回(21%)」との回答が上位に並び、79%の担当者が週に1回以上保管場所にアクセスしていることがわかった。
次に本調査では、具体的な保管の課題についてランキング形式(上位3位)の回答を加重スコア化して算出(加重スコア=1位回答数✕3pt+ 2位回答数✕2pt+ 3位回答数✕1pt)している。その結果「保管スペースの確保」「保管費用の削減」「物品の取り出し・預け入れの効率化」が上位にランクインした。
まとめ
自社内の物品管理において、担当者の時間とリソースが多く割かれており、業務効率化に向けた早急な対応の必要性が示唆された。また、保管スペースに課題を抱える企業も多いようだ。
物品管理については、外部の業者へ委託することでこれらの課題を解決できる可能性も高い。委託に際して費用は発生するが、現在の保管スペースを有効活用できるようになることや、担当者が他の業務に集中できることも踏まえて、どちらがより有益かを検討してみてもいいのではないだろうか。