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「ビズリーチ認定リクルーター」新設 即戦力採用のプロフェッショナル育成

2025.07.11

株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区/代表取締役社長:酒井哲也)が運営する転職サイト「ビズリーチ」は、キャリア採用における体系的な知識の習得と実行力を有する採用のプロフェッショナルの育成を目的とした認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」を新設。昨今のキャリア採用の難度が高まる状況において、企業の事業成長のための採用力向上に寄与するという。

認定資格新設の背景 採用担当者に求められるスキルが高度化

認定資格新設の背景 採用担当者に求められるスキルが高度化

ビジネス環境の変化が加速するなか、企業が事業成長を続けるには即戦力人材の採用が喫緊の課題であり、人材獲得競争は年々激化していると同社は分析。日本経済新聞社による調査結果(※1)から、企業の2025年度のキャリア採用計画人数が、2024年度実績から10.0%増の15万583人と過去最高を更新した点に注目したという。また、同社が昨年行った調査(※2)では、7割以上の企業が前年に比べて採用難度が高まっていると回答したことも、認定資格新設の背景にあるようだ。

さらに、近年の採用活動では過去に採用経験のない職種や、複雑かつ専門性の高い職種で募集を行うケースも増加。人事部門だけでなく、人材を募集する部門が直接採用に関わる「部門主導採用」が広がっていることを報告した。

このような状況下において、求める人材を企業が採用するためには、採用担当者や部門で採用に携わる担当者に必要な採用スキルの高度化が進んでいるという。

同社はサービス提供から16年にわたって、キャリア採用活動の伴走支援に取り組んできた。その中で、採用成功に不可欠とされる「採用力(=求める即戦力人材を採用する力)」を独自で定義。そこに求められるスキルの要素を分解し、独自ノウハウとして確立してきたという。認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」は、そのノウハウをもとに新設された。

※1中途採用比率、最高46.8% JR東海は現場40人中途で(日本経済新聞)
※2ビズリーチ WorkTech研究所、企業の採用や最適配置・異動に関する調査を発表(株式会社ビズリーチ)

認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」の特徴と概要

認定資格「ビズリーチ認定リクルーター」の特徴と概要

本認定資格を取得するためには、採用活動力に必要なスキルを実践的に学ぶことのできる「ビズリーチ認定リクルーター育成講座」の受講が必須となっている。オンラインでの動画視聴・理解度テストで基礎を固めた後、計12時間(4時間×3回)のオフラインでの実践講座が行われる。受講者の自社求人を題材に模擬演習を行うことが大きな特徴で、講座を通じて専門のトレーナーから充実したフィードバックを受けることができるという。また、受講期間中には、課題の提出もあり、より深い理解を促進し、実践力の強化をはかる。本認定資格は、実践講座の最終回に実施される実技テストの合格者のみが取得できる仕組みだ。

ビズリーチ認定リクルーター育成講座(株式会社ビズリーチ)

まとめ

採用活動がより高度かつ複雑化する状況に対応することを目的に新設された同社の認定資格。受講生の募集は随時行われているようだ。

採用難度が高まっている中で、即戦力となる人材の獲得に苦戦している企業は少なくないだろう。自社の採用力向上に向けてどのように取り組んでいくか、改めて検討する機会としてみてはいかがだろうか。