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6割超の企業「脱ITベンダー」の動き レバレジーズ調査

2026.01.23

レバテック株式会社 は、企業のDX推進担当者553名を対象に「外部委託・内製化に関する実態調査」を実施。企業の「脱ベンダー依存」の動きが顕著になっていることを報告した。

調査概要

調査年月:2025年12月5日~2025年12月8日
調査方法:インターネット調査
調査主体:レバテック株式会社
実査委託先:GMOリサーチ&AI株式会社
有効回答数:553ss
調査対象:企業におけるDX推進の担当者
出典元:6割超の企業が外部委託から内製化へシフト、「脱ベンダー依存」の動きも顕著に(レバレジーズ株式会社)

約7割の企業が外部のITベンダーに業務を委託

約7割の企業が外部のITベンダーに業務を委託

本調査ではまずはじめに、現在、外部のITベンダーに業務委託しているかを質問。その結果「業務を委託している」との回答が70.7%となった。業務委託の内容としては「既存システムの改修や保守(57.5%)」「セキュリティ監視や障害対応(55.0%)」「新規システム開発(45.5%)」が上位に挙がった。

委託理由としては「社内リソースが不足しているから(57.8%)」「コストや納期の面で効率的だから(44.2%)」といった合理性を求める理由が上位に。「社内に専門知識・スキルがないから(39.6%)」という回答も約4割だった。

7割超の企業が「業務委託に課題感」

7割超の企業が「業務委託に課題感」

一方で、外部のITベンダーへの業務委託について「課題がある(74.4%)」と回答した企業は7割超に。具体的には「コストが高い/費用対効果が見えづらい(54.3%)」「技術やノウハウが社内に蓄積されない(53.3%)」が上位を占めた。

内製化に取り組む企業は6割超

内製化に取り組む企業は6割超

これまで外部のITベンダーに委託していた業務の内製化に「取り組んでいる」と回答した企業は65.5%に上った。特に、ITや金融業界は7割超と全業界の中でも高い割合を示したという。

内製化を進める理由としては「ノウハウを社内に蓄積するため(46.7%)」「外注コストを削減するため(30.4%)」「開発や改善のスピードを高めるため(29.3%)」などが目立った。一方で、内製化を進める上での課題について「社内のノウハウが不足している(52.2%)」「社内でDX推進を担う人材が不足している(45.6%)」という結果となっている。

IT人材不足への対応策としては「社内教育・育成によるスキル強化(63.0%)」が最多に。次いで「社内異動や出向による人材配置(40.6%)」「一部業務は外部委託で効率化(39.4%)」「フリーランスの活用(29.1%)」と続いた。社内施策のほか、外部リソースを組み合わせて体制を整える企業もみられている。

まとめ

本調査結果からは、外部委託が多くの企業にとって重要な手段であることがうかがえる。その一方で、コストの増大や自社の開発力強化への結びつきにくさといった課題点もあり、内製化に取り組む企業が多くみられた。

特にIT・金融企業では、ITシステムをサービス品質や業務効率を左右する重要な基盤として捉えられている。このことから、自社内でより柔軟で迅速なシステム運用を目指す動きが強まっているようだ。

内製化に向けては人材やノウハウの不足といった障壁もあり、社内教育や育成、人材配置の見直しなどに取り組んでいるという回答も目立った。外部リソースを柔軟に活用して、段階的に内製化を進めていくことがポイントとなりそうだ。