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企業が選ぶ2026年の注目キーワード「チャイナリスク」がトップ TDB調査

2026.01.22

株式会社帝国データバンク(以下:TDB)は、2026年の注目キーワードについて、企業へアンケート調査を実施した。

調査概要

調査期間:2026年1月9日~1月14日
調査方法:インターネット調査
有効回答企業:1247社
出典元:2026年の注目キーワードに関するアンケート(株式会社帝国データバンク)

2026年のキーワード、トップは「チャイナリスク」

2026年のキーワード、トップは「チャイナリスク」

2026年の注目キーワードとしてトップに挙がったのは、台湾問題や日中関係、対中依存などの「チャイナリスク(74.8%)」だった。次いで、トランプ関税やドンロー主義(ドナルドとモンロー主義を組み合わせた造語)などの「アメリカ・ファースト(63.7%)」、物価や賃金の上昇に関わる「円安インフレ(58.6%)」「賃上げ圧力(49.2%)」「AIバブル(41.8%)」と続いた。

また、高市政権が掲げる「責任ある積極財政(38.3%)」や17の戦略分野に含まれる「半導体産業(36.6%)」「サイバーセキュリティ(35.9%)」「防衛産業(29.7%)」も挙がっている。そのほか「重老齢社会(後期高齢者5人に1人)(36.2%)」に注目する企業もを3割となっている。

業界別では「運輸・倉庫」で「賃上げ圧力」が6割超

業界別では「運輸・倉庫」で「賃上げ圧力」が6割超

続いて業界別の分析結果として、全体より10pt以上高かった注目キーワードを報告。『運輸・倉庫』では2024年問題を背景とした運賃の値上げとともに、給与への反映が求められた「賃上げ圧力(64.2%、全体比+15.0pt)」や、旅行代理店などから「オーバーツーリズム(24.5%、同+11.0pt)」が挙がった。

『小売』ではアパレル関連の企業を中心に「二季の国(夏冬二季化)(33.3%、同+14.9pt)」が上位に。人手不足が続く『建設』では「脱・働き方改革(34.6%、同+13.4pt)」が目立った。

まとめ

4社に3社が「チャイナリスク」を2026年の注目キーワードに挙げている。日中関係の悪化は収束の見通しが立たず、日本への渡航自粛やレアアースの輸出制限表明など、経済への影響は少なくない。2位に挙げられた「アメリカ・ファースト」も高い割合を示しており、国際情勢への注目度の高さがうかがえる。

物価や賃金の上昇に関するワードも多く、2026年も厳しい状況になるとみている企業が多いことが推察される。衆議院解散が決まった今、選挙の行方や政府の外交政策、経済対策を注視していきたい。