ログイン情報を“一つにまとめて”、セキュアなID・パスワード管理を実現【GMOグローバルサイン株式会社 赤坂 佳威 氏 インタビュー記事】

　Webサービスは多様化により、都度求められるログイン手続きは、煩雑さを極めている。『トラスト・ログイン（旧名称：SKUID） 』は、複数のパスワードを一つにまとめることで、その煩雑さを解消してくれる。その便利さについて、GMOグローバルサイン株式会社 トラスト・ログイン事業部 ビジネスデベロップメント 赤坂 佳威氏に伺った。

ITの進展で顕在化した ID・パスワード管理の重要性

　ITの進展は、業務効率を飛躍的に改善した。もちろん、ビジネスを高効率化しただけでなく、プライベートのありさまさえも変革した。しかし、その半面でさまざまなシステムやサービス、ネットワークなどでのログイン時に、ID・パスワードが必要となった。しっかりしたセキュリティのためには、利用するシステム・サービスごとにID・パスワードを変える必要があるが、覚えきれない多数のID・パスワードを抱え込み、その管理や運用は極めて煩雑となった。

1回のログイン手続きで 多様なサービスを使える シングルサインオンの 『トラスト・ログイン』

「各種のWebサービスなどを利用する際には、必ずID・パスワードによるログインが求められます。利用するサービス・アイテムが増えれば増えるほど、ID・パスワードを覚える面倒さと、いちいちログインのためにID・パスワードを入力する煩雑さがつきまといます。当社が提供する『トラスト・ログイン』をご利用いただければ、朝出社して、最初に『トラスト・ログイン』にログインするだけで、『トラスト・ログイン』内で設定されているあらゆるサービスをログイン手続きなしで利用できるようになります」と赤坂氏はシングルサインオンの便利さを説明する。

社員と情報システム担当者双方のID・パスワード 管理を簡素化

「社員の方は『トラスト・ログイン』を使っていったんログインしてしまえば、そこに設定されている多様なサービスを、ブックマークをクリックするような簡便さで利用できます。業務上必要なサービスはもちろん、個人的なSNSサービスなども含めて、一元的に利用できるので、いちいちログインする手間がなくなります。もちろん、管理機能も充実しており、社員のID・パスワード管理や、サービスごとの利用制限を設定するアクセスコントロールも簡単にできるので、情報システム担当者の業務負荷も大幅に軽減できるのです」と赤坂氏。

『トラスト・ログイン』で登録できるテンプレート（DropboxやChatworkなどのWebサービス）は、5,000以上で、ビジネスでの利用が高いサービスはほとんど網羅している。もちろん、さらに登録することも可能だ。

　セキュリティ性を高度に維持しつつ、ログインをシンプルにする『トラスト・ログイン』は、ビジネス効率を劇的に向上させることだろう。

「トラスト・ログイン」3つのポイント

1.　シングルサインオンでシンプルなログインを実現
2.　ID・パスワード管理やアクセスコントロールが容易
3.　利用できるテンプレートは5,000以上の高い網羅性

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