「オンラインストレージの利用実態」に関するアンケート調査を実施
法人向けオンラインストレージ「DirectCloud-BOX」を提供する株式会社ダイレクトクラウド(本社:東京都港区)は、2018年11月1日~11月10日にかけて「オンラインストレージの利用実態」に関するアンケート調査を実施した。
■調査概要
集計期間:2018年11月1日~11月10日
調査対象:業務でオンラインストレージを利用者
調査人数:330名
調査方法:インターネット・アンケート
■背景
国内のオンラインストレージ市場は、メール誤送信での情報漏洩対策や大容量ファイルの受け渡し、厚生労働省が推進する「働き方改革」に伴う自宅や外出先からのファイルアクセス、万が一の災害に備えたバックアップなど、今後も様々な需要が見込まれる。こうした背景から本調査は、業務でオンラインストレージの利用者に限定し、導入状況や導入目的、現在利用中のオンラインストレージなどの利用実態を把握し、顧客のニーズに沿った製品開発の参考にするため実施した。
■業務で法人向けオンラインストレージを利用しているユーザーは54.5%
業務で法人向け・個人向けに関わらず、オンラインストレージを利用していると回答した330人の内、法人向けオンラインストレージの利用者は、54.5%だった。無料サービス利用は23.9%と全体の1/4近くを占めている。
また個人向け有料サービスを使う企業も6.1%存在している。
■「Googleドライブ」の利用が18.8%と1番高い
業務で法人向け・個人向けに関わらず、オンラインストレージの利用者330人の内、現在利用しているオンラインストレージで一番利用が多かったのは、Googleドライブで18.8%。次いでOneDrive for Business 16.4%、Dropbox Business 16.1%という結果となった。
法人向けだけでなく、個人向けサービスも提供するベンダーが上位を占めてる。
■オンラインストレージ導入の決め手は「セキュリティ」
オンラインストレージ導入の決め手となったのは、セキュリティが最も高く36.1%。次が使い勝手で32.7%。価格は32.4%となった。「高セキュリティ」で「使いやすいUI」を実装したオンラインストレージを「安価に使いたい」というニーズがこの表から見て取れる。
■まとめ
オンラインストレージサービスはセキュリティ面に配慮したシステムであり、利用者もその点において重要視しているようである。「働き方改革」が進められている現代、自宅で業務を滞りなく進められるようなサービスはますます注目されていくだろう。