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「新型コロナウイルスの影響による働き方の調査」感染防止策に満足している人は3割弱

2020.07.29

 インターネット調査を中心に提供している伊藤忠グループのリサーチ会社である、マイボイスコム株式会社(東京都千代田区、代表:高井和久)は2020年7月1日〜5日、「働き方・就業意識への新型コロナウイルスの影響」に関する調査を実施した。

コロナ禍、正社員の4割が在宅勤務を経験

コロナ禍、正社員の4割が在宅勤務を経験

 「7月現在、在宅勤務をしていますか」「3~6月には在宅勤務をしていましたか」と質問したところ、「3〜6月頃に在宅勤務をすることがあったが、現在はしていない」が12.9%、「コロナ流行前は在宅勤務をしていなかったが、3〜6月頃に在宅勤務をすることがあり、現在もしている」が11.6%、「3月より前から在宅勤務をすることがあり、現在もしている」が8.1%、「3月〜7月に在宅勤務はしていない」が57.0%という結果になった。雇用形態別に見ると、パートアルバイトで「3〜7月に在宅勤務はしていない」人は8割弱に上った。

 また、在宅勤務時の仕事の生産性は「出社時よりも向上した人」は15%、「低下した人」は40%、「変わらない人」は45.0%であった。

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働き方や仕事に影響があった人は6割

働き方や仕事に影響があった人は6割

 「新型コロナウイルス感染拡大により、働き方や仕事に影響が出ましたか」と質問したところ、6割が「影響があった」と回答した。

 具体的には、「在宅勤務、テレワーク、モバイルワークをした」「仕事量の減少、キャンセルや延期など」「時差出勤、フレックスタイムをした」「勤務日数が減った」「給料・賞与などの減額」「臨時休業や自宅待機」などが挙げられた。

勤め先の新型コロナウイルス感染拡大防止への満足度は3割弱

勤め先の新型コロナウイルス感染拡大防止への満足度は3割弱

 「勤め先の新型コロナウイルス感染拡大防止への対応に満足していますか」と質問したところ、「満足」が9.0%、「やや満足」が20.1%、「どちらともいえない」が48.2%、「やや不満」が11.0%、「不満」が7.6%という結果になった。

 満足している人の具体的な理由としては、「マスクを無料配布してくれて助かった」「通勤時間が長い人を優先的に在宅にするなど柔軟な対応をしていた」などが挙げられた。

 一方、不満と回答した人の具体的な理由としては「上司や管理職が会社や利益のことばかりに言及していたから」「特に感染対策をしていないにも関わらず、感染したらじこせきにんとして給与を支払わないと連絡が来てたため」「正規職員はテレワークがあるが、非正規はテレワークができない」といった声が挙げられた。

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