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社員研修・採用活動はリアルとオンラインのハイブリット化が常識!!

2020.09.07

 中堅中小企業の経営・人材・組織戦略をサポートする株式会社カケハシスカイソリューションズ(本社:東京都新宿区、代表:中川智尚)が開催したオンラインセミナー「変化対応の最前線に学ぶ人事カンファレンス withコロナ時代をしなやかに勝ち抜くための組織&コミュニケーション進化論」に参加した経営者・人事担当者へのアンケート結果を発表した。回答人数は178名で、コロナ禍で変化した採用活動や社員研修の実態が明らかとなった。

既存社員の育成・研修に力を入れる担当者多数

 オンラインセミナーに参加した経営者・人事担当者に「組織戦略・人事戦略において、現在もっとも気になる・力を入れている施策を教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「マネジメント・リーダー育成・研修」で24.3%であった。次いで「若手社員の育成・研修」が17.3%、「新卒採用」が13.1%、「働き方改革」が12.6%、「新人の育成・研修」が8.9%、「社員定着・離職防止施策」が8.4%、「幹部育成・研修」が7.0%、「中途即戦力採用」が3.7%と続いた。

 「新卒採用」「働き方改革」と回答した人がそれぞれ約13%で、コロナ禍においても先を見据えて新規新卒者の採用に重きを置き、労働環境を改善することで社員の定着を図ろうとする経営者・人事担当者の心情が伺えた。

8割以上が「組織戦略・人事戦略に大きな変化あり」と回答

 「コロナ禍によって、貴社の組織戦略・人事戦略に大きな変化がありましたか」と質問したところ、49.7%が「少しあった」、34.2%が「非常にあった」、12.2%が「あまりない」、3.8%が「ない」と回答した。

 具体的には「テレワークなど働き方を大きく変えた」がもっとも多く42.2%であった。次いで「研修や育成を中止・削減した」が18.3%、「新卒採用を中止・削減した」が11.6%、「中途採用を中止・削減した」が8.6%、「変化はない」が6.3%、「部署ごとの人数の変更など組織構成を変えた」が6.1%、「その他」が3.8%、「中途採用数を増やした」が2.2%、「新卒採用数」が0.5%と続いた。

 新型コロナウイルスの影響でテレワークが推奨され、出社できない状況が続いたことで研修や採用活動の内容を変更せざるを得なかったこと、先行きが見えないことで採用活動を控える企業が多かったことが伺える結果となった。

研修をオンラインに切り替える企業が多数

 「新しい生活様式・働き方に合わせて研修の実施方法は変化しましたか」と質問したところ、最も多かったのは「当初計画していた研修を、対面、一部オンラインに対応して実施」で48.3%、次いで「当初計画していた研修を全てオンラインで実施」が33.8%、「研修はおこなっていない」が8.4%、「わからない」が5.6%、「当初計画していた研修を全て対面で実施」が3.7%と続いた。

 回答者の8割以上が、研修のオンライン化に対応している結果となった。コロナ禍で出社ができない状況でも、企業の業績に直結する社員教育や研修は実施したいという思いから、オンライン化に踏み切った企業が多かった。

 一方で、感染拡大のリスクがありながらも研修を「すべて対面で実施した」というケースもあり、企業にとって社員研修がいかに重要であるかが表れる結果となった。

6割以上が研修スケジュールの変更を余儀なくされる事態に

 「新しい生活様式・働き方に合わせて研修のスケジュールは変化しましたか」と質問したところ、65.7%が「当初計画していた研修を一部実施・一部中止」、18.3%が「当初計画していた研修を、通常のスケジュールで実施」、11.7%が「わからない」、2.3%が「研修は中止した」、1.8%が「当初計画していた以外の研修を導入」と回答した。

 今回の調査で、3分の2にのぼる企業が研修のスケジュール変更を余儀なくされたこと、新型コロナウイルスの影響で研修が中止となり、研修を受けることができなかった社員がいることもわかった。

日常化するオンライン研修

 「今後の社員教育研修について、どのような方法で実施される予定ですか」と質問したところ、最も多かったのは「新型コロナウイルスの様子をみながら、対面とオンラインを使い分けて実施する予定」で67.6%となった。また、「今後の教育研修はすべてオンラインで実施する予定」という回答も8%あり、オンライン研修が日常化してきている結果となった。

 オンライン研修はもはや通常コンテンツとして確立してきており、環境や研修内容の整備は企業にとって重要課題の一つとも言える。

採用活動にオンラインを取り入れる企業は7割

 「新しい生活様式・働き方に合わせて採用活動のあり方は変化しましたか」と質問したところ、27.7%が「説明会はオンラインに切り替えたが、選考は対面とオンラインのハイブリットでおこなっている」、27.2%が「すべてオンラインでの説明会・面接に切り替えた」、12.2%が「説明会・選考はオンラインに切り替えたが最終選考は対面でおこなった」と回答した。

 回答者の7割近くが採用活動にオンラインを取り入れている結果となり、画面の向こう側にいる求職者の適性を見極めるためにも、今後は高度なノウハウも求められることとなるであろう。

まとめ

 コロナ禍において、社員研修、採用活動のオンライン化はすでに常識となってきている。オンラインに対応できているかどうかは、求職者の印象も変わってくるであろう。今後は、オンライン化を当たり前に、採用活動をおこなっていく必要が出てくるのではないだろうか。

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