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定年後も働きたい人は57.8% 企業には「高齢者が活躍できる環境づくり」が求められる

2020.09.24

 ディップ株式会社のディップ総合研究所は、55~79歳の男女8,000人を対象に「定年後の就業意向・就業実態調査」を実施した。

55~64歳の57.8%が「定年後も働きたい」

 これから定年を迎える55~64歳の人に「あなたは定年後、働きたいと思いますか」と質問したところ、38.0%が「働きたい」、19.8%が「どちらかと言えば働きたい」と回答し、合計57.8%の人が「定年後も働きたい」と回答する結果となった。他にも、12.1%が「どちらかと言えば働きたくない」、10.7%が「働きたくない」と回答した。

 一方で、すでに定年を迎えた60~79歳の人に「あなたは定年退職するとき、定年後も働きたいと思っていましたか」と質問したところ、35.1%が「働きたかった」、16.6%が「どちらかと言えば働きたかった」と回答し、合計51.7%の人が「定年退職後も働きたかった」と回答した。他にも、14.4%が「どちらかと言えば働きたくなかった」、21.0%が「働きたくなかった」と回答した。

定年後も働きたい理由は「生計維持」

 定年後も働きたい「理由」を調査したところ、最も多かったのは「生計の維持のため」で64.2%であった。他にも「家計を補助するため」「自由に使えるお金の確保のため」「貯蓄・貯金をするため」など、収入関連の項目が上位を占める結果となった。

「現在と同じ職場」への就業を希望する人は6割以上

 これから定年を迎える55~64歳の人に「あなたは定年後、働くなら、現在の職場と違う職場どちらが望ましいですか」と質問したところ、23.5%が「現在の職場だけを希望する」、40.2%が「現在の職場を希望するが、違う職場でも許容できる」と回答し、合計63.7%が「現在の職場を希望」と回答した。

 一方で、すでに定年を迎えた60~79歳の人に「定年後に働く場合、現在の職場と違う職場、どちらが望ましいと思っていましたか」と質問したところ、23.3%が「同じ会社・職場だけを希望していた」、30.3% が「できれば同じ会社・職場を希望していた」と回答した。

「医療・介護・福祉」の希望が高い結果に

 「定年後に仕事を探す場合、希望する業種・職種」を調査したところ、5~6割の人が「現在と同じ業種・職種」を希望する結果となった。また、「医療・介護・福祉」業界の希望者は他の業種よりも多い結果となった。

まとめ

 今回の調査で、55~64歳の正社員の半数以上が「定年後も働きたい」と考えていることがわかった。高齢化が課題となっている日本では、65歳以上の就業者の存在が重要になってくるであろう。定年後も働くことができる環境づくりが、今後の企業にはさらに求められてくることが予測される。

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