職場におけるコミュニケーションの調査 同僚とのコミュニケーション「対面」を希望する20代が6割超

株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、新型コロナウイルスの流行やテレワークの推奨で、社内外のコミュニケーションの「オンライン化」が進んでいることを受け、「職場でのコミュニケーション方法」についての調査を実施した。
同僚とのコミュニケーション、6割以上が「対面」希望

「同僚とのコミュニケーションは、対面とオンラインどちらが好ましいですか」と質問したところ、最も多かったのは「対面」で36.9%であった。次いで「どちらかといえば対面」が29.5% 、「どちらとも言えない」が18.2%、「オンライン」が8.0%、「どちらかといえばオンライン」が7.4%と続いた。
対面でのコミュニケーションを希望する人が多い結果となった。対面でのコミュニケーションに対して、下記のような声も寄せられている。
・直接の方がコミュニケーションを取りやすい
・直接話した方が仕事が進めやすい
・直接話した方が良好な関係を築くことができる
上司とのコミュニケーション、5割以上が「対面」希望

「上司とのコミュニケーションは、対面とオンラインどちらが好ましいですか」と質問したところ、25.2%が「対面」、25.7%が「どちらかといえば対面」、25.5%が「どちらとも言えない」、11.5%が「どちらかといえばオンライン」、12.0%が「オンライン」と回答した。
20代の半数以上が上司とのコミュニケーションで「対面」を希望している結果となった。対面でのコミュニケーションに対して、下記のような声も寄せられている。
・対面で話した方が、上司の心情を感じ取りやすい
・真剣さや熱意が伝わりやすい
直接のコミュニケーションを重視する人が多い一方で、「報告は、チャットの方がタイムラグなく正確に報告できる」などの声も挙げられ、内容によって、対面とオンラインを活用したいと考える人もいることがわかった。
社内会議などは状況に応じて使い分けたい

「社内会議」と「商談・社外の関係者との打ち合わせ」に関して、対面とオンラインの希望を調査したところ、対面希望者とオンライン希望者が、ほぼ同数となった。「対面・オンライン双方に良い点がある」などの声も挙げられ、目的に応じて方法を使い分けたいという意向が伺えた。
また、「対面」、「オンライン」に対して下記のような声も寄せられた。
・議論や話し合いは「対面」の方が話しやすい
・「対面」の方が表情や身振りから熱意や雰囲気を汲み取ることができる
・「オンライン」の方が日程調整がしやすい
・出張や移動の時間が減ることで効率的に働くことができる
・オンラインの画面共有機能を活用することでペーパーレスに繋がる
まとめ
今回の調査では、同僚や上司とのコミュニケーション方法として「対面」を希望する20代が多い結果となった。オンラインよりも対面の方が気軽に話しかけることができるなどが背景として考えられる。コロナ禍における外出の自粛など、人と直接関わる機会が減少する中でも、状況や目的に応じて、対面とオンラインを併用していくことが、必要になってくるであろう。
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