マスク着用の徹底で感染予防 withコロナのオフィス実態調査
アサヒ・ドリーム・クリエイト株式会社(本社:大阪府枚方市、代表:橋本英雄)が展開する次世代生活環境研究所は、総務担当者を対象にオフィスの感染予防対策に関する調査を実施した。
フルリモートワークは7%以下
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が解除され、少しづつ感染者も収まってきた9月上旬、「現在のリモートワークの実施状況を教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「完全出社」で32.4%であった。
いまだ、完全に収束していないなか、フルリモートを実施していない理由としては「フルリモートワーク可能な体制が整っていないから」「対面で協議・議論しなければならないから」などの声が寄せられた。
コロナ禍でも安心できる職場づくり
「新型コロナウイルスの影響によって新たに取り組んだ対策を教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「除菌アイテムの購入」で48.6%であった。他にも「社内のシステム整備」や「ペーパーレス化」などが挙げられ、働きやすい環境づくりに注力していることが伺えた。
また、「コロナ禍で働く際に心掛けていることを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「社員が安心安全に働くことのできる環境づくり」で36.9%であった。他にも「臨機応変な対応」や「リモートワーク実施によるリスクマネジメントの徹底」などが挙げられた。
マスクの着用徹底で感染対策
「現在の新型コロナウイルス感染予防対策に対する社内意識は高いですか」と質問したところ、21.3%が「非常に高い」、54.8%が「どちらかといえば高い」と回答した。
感染予防に対する意識が高い中、「感染予防対策としてオフィス内で実施していることを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「マスク着用の徹底」で68.8%であった。次いで「除菌アイテムの設置」、「定期的な換気」と続き、多くの企業で社員の健康を守るための対策をしていることがわかった。
感染対策が施されるなか課題を感じる人も
「オフィス内の新型コロナウイルス感染予防対策に対する現状の課題」を質問したところ、最も多かったのは「電車通勤による感染リスク」で42.3%であった。次いで「感染予防対策が万全なのかわからない」、「ソーシャルディスタンスを保てない」と続いた。
コロナ禍で迎える冬に警戒
「冬を迎える上で新型コロナウイルス感染予防対策として必要だと思うものを教えてください」と質問したところ、最も多かったのは「社員の健康状態の徹底管理」で24.7%、次いで「新たな感染予防対策ルールの導入」、「新たな感染予防対策アイテムの発注」と続いた。
まとめ
新型コロナウイルスの完全収束はいまだに兆しが見えず、withコロナ時代が定着しつつある。インフルエンザが流行する冬を迎えるにあたり、警戒を強める人も多く、オフィス内においてもさらなる感染予防対策が求められている。従業員が安心して働くことができるよう、アイテムの利用や工夫を凝らしていくことが重要であると言えるだろう。
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