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セクハラを受けた人の半数以上が「対処をしていない」男女4,800人にセクハラによる転職経験の有無を調査

2020.10.05

 東晶貿易株式会社が運営するキャリア転職センターは、男女4,800人に「セクハラによる転職経験の有無」を調査した。調査の結果、4,800人のうち、748人がセクハラが原因で転職をした経験があることが判明した。

4,800人中748人が「セクハラ」による転職経験あり

 「セクハラが原因で転職の経験がある」と回答した人の男女比を調査したところ、男性46%、女性54%という結果になった。具体的にどのようなセクハラがあったのか調査したところ、主に下記の5つのタイプに分けられた。

 1、言葉によるハラスメント
 ・30歳を超えた女は価値がないと言われた(女性)
 ・卑猥な言葉を言われた(男性)

 2、身体に触れる
 ・お尻や手を触られた(女性)
 ・同性の上司に顔やお尻を触られた(男性)

 3、性差別に関する言動
 ・女性差別的なことを言われる(女性)
 ・男性看護師という理由で処置を拒否された(男性)

 4、プライバシーに関わる内容を執拗に聞く
 ・男性上司に体調不良を伝えたら「生理前だからかな?」と言われた(女性)
 ・ハンカチを持っていただけで男性上司に「妊娠してるの?」と言われた(女性)

 5、親密な関係を迫る
 ・毎日下ネタを聞かされた(女性)
 ・互いに既婚者でありながら交際を迫られ断ったら嫌がらせ行為をされた(女性)

セクハラを受けた半数以上が「対処をしなかった」

 「転職へ至るまでにどのような対処を行いましたか」と質問したところ、最も多かったのは「対処しなかった」であった。次いで「上司・同僚に相談をした」、「本人へセクハラをやめて欲しいと伝えた」、「社内の相談窓口に相談した」、「社外の相談機関等に相談をした」と続いた。

76%が「転職をしてよかった」と実感

 「結果的には、転職をして良かったと思いますか」と質問したところ、76%が「思う」、24%が「思わない」と回答した。

まとめ

 今回の調査では、セクハラを受けた経験がある人の割合で男女差はほとんどなく、性別を問わず、セクハラは起こり得るものであることがわかった。「セクハラ」の境界線はわかりづらく、知らぬ間に加害者になってしまう可能性もある。セクハラを受けた半数以上の人が、何も対処をせずに転職をしていることなどから、見えないところで多くの人が苦しんでいる背景も伺える。セクハラ被害に苦しむ人を無くすためにも、社内でのサポートや、ハラスメントに関する研修などの体制を整えることは重要と言えるのではないだろうか。

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