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【リモートワーク実態調査】リモートワークに不安を感じる人は77.3% 

2020.10.12

 HRテクノロジー業界を牽引する株式会社カオナビ(本社:東京都港区、代表:柳橋仁機)の研究機関「カオナビHRテクノロジー総研」は、「リモートワーカーの不安」に焦点を当てた調査を実施した。

 調査対象は、20代~60代の自由業を除く、かつ従業員10名以上の組織に勤めている「勤務時間の半分以上はリモートワークで働き、それ以外は出社している」または、「基本的に毎日リモートワークで働いている」300名である。

リモートワーカーの5人に1人が労働時間増加

 リモートワークにおける「労働時間の変化」を調査したところ、20.0%が「増えた」、52.0%が「変化なし」、27.0%が「減った」と回答した。半数以上が労働時間に変化はないと回答した一方で、20%が「増えた」と回答した。具体的な原因として、「仕事終わりが曖昧になりがち」、「休憩を取らずに働いてしまう」などが挙げられた。

77.3%がリモートワークに不安を感じる

 「リモートワークをしていて不安があるか」を調査したところ、77.3%が「何かしら不安がある」と回答した。

 リモートワークにおける不安要素として最も多かったのは、「自分の仕事の質や生産性」であった。他にも、「部署、チーム、組織としての成果や提供価値」、「自分がさぼっていると周りに思われている」などが上位を占めた。

 リモートワークにおける不安要素として、「上司」と「部下」では差の大きい項目が見受けられた。上司と部下で差が最も大きかったのは「周りがさぼっているのではないか」であった。次いで「他の社員の業務で問題が起きた時に、自分が気づけないのではないか」、「中長期的に、自組織の業績が下がるのではないか」と続き、マネジメント側の責任感が伺える結果となった。

 一方で、部下側のリモートワークにおける不安要素で最も多かったのは「自分がさぼっていると周りに思われている」であった。次いで「自分の仕事の質や生産性」、「重要な情報を知ることができていない」、「部署、チーム、組織としての成果や提供価値」、「中長期的に、給与などの待遇が下がる」と続いた。

まとめ

 今回の調査結果を受け、カオナビHRテクノロジー総研の研究員、齊藤直子氏は上記の図のように、上司と部下の不安は表裏一体であると考察している。

 急速に普及するリモートワークだが、コミュニケーション不足に陥りやすいなど、対面では問題視されていなかったことが課題として浮き彫りになってきている。今回の調査では、77.3%の人がリモートワークに関して何かしらの不安を感じており、コミュニケーションの不足が要因と考えられる内容も見受けられた。リモートワークの更なる普及のためにも、課題解決は急務であると言えるのではないだろうか。

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