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【コロナ禍の説明会や面接に関する調査】 最終面接は「対面」で想いを伝えたい学生が多数 

2020.10.19

 若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(所在地:東京都千代田区、代表:佐藤剛志)は、2020年10月1日~10月5日、21卒学生を対象に「説明会や面接の実施方式の希望に関するアンケート」を実施した。

最終面接では直接想いを伝えたい学生が多数

最終面接では直接想いを伝えたい学生が多数

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、今年の採用活動はオンラインでの対応をとる企業が多く見られた。急遽普及したオンラインでの採用活動だが、「コロナ禍ではなかったらオンラインとリアルどちらが良いか」というアンケートを実施した。直接対面の「リアル」を希望する声は「役員・最終面接」で最も多く、66.1%であった。次いで「一次面接・個別面接」が39.1%、「企業説明会」が34.3%、「就職活動対策セミナー」が27.0%と続き、選考段階が進むに連れて、リアルでの実施希望が高まる結果となった。

不慣れなWeb面接に戸惑う学生も

不慣れなWeb面接に戸惑う学生も

 「今年のコロナ禍における就職活動で最も困ったこと」を調査したところ、最も多かったのは「Web面接への対応」で32.9%であった。次いで「企業や就活に関する情報収集がしづらいこと」が31.4%、「志望していた業界・業種の採用枠が減ったこと」が23.8%、「大学のキャリアセンターや就職課を利用できなかったこと」が11.9%と続いた。

 他にも、「面接の対策ができなくなったり、学内で開催される企業説明会が中止になった」、「合同説明会の中止により、企業情報を直接知る機会が減った」などの声も寄せられた。

まとめ

 新型コロナウイルスの影響を受けた、今年の採用活動は急遽オンラインでの対応を行うなど例年とは異なる対応を余儀なくされたと言えるであろう。業界に興味を持っている学生だけでなく、関心の薄い学生まで幅広く出会うことができる合同説明会は、学生との接点を持てる機会であったが、コロナ禍において多くの人が集まることなどから、開催が困難となった。長期化するコロナ禍において、今後の採用活動方法について学生の声を活かしながら、オンラインとリアルを使い分けるなどの対策が重要となることが考えられる。

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