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20代の転職活動意識調査 実際に仕事で関わる人と話したい人が多数 

2020.11.02

 株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、20代の仕事観や転職意識をひも解くために「転職活動における選考参加」に関してアンケート調査を実施した。

選考を受けたい数は「5社以上10社未満」が最多

選考を受けたい数は「5社以上10社未満」が最多

 「転職にあたり選考を受けたい企業数」を調査したところ、最も多かったのは「5社以上10社未満」で34.3%であった。次いで「3社」が22.5%、「10社以上」が17.5%、「4社」が10.3%、「1社」が8.0%、「2社」が7.5%と続いた。半数以上の人が5社以上の選考を希望しており、具体的な理由として「コロナ禍のため、複数受けないと内定が出ないと考えている」、「複数社の選考を受け、自分の市場価値を確かめたい」などが挙げられた。

選考で最も会いたい人は「採用担当者」

選考で最も会いたい人は「採用担当者」

 「選考でどの役職・ポジションの人に会いたいですか」と質問したところ、最も多かったのは「採用担当者」で60.5%であった。次いで「配属部署の同年代の社員」が41.8%、「中途入社で活躍する社員」が34.8%、「直近1年以内に中途入社した社員」が32.0%、「配属される部署の責任者」が30.5%、「配属部署のリーダークラスの社員」が24.0%、「配属部署で活躍する社員」が22.8%、「役員クラス」が8.8%と続いた。

 「年齢の近い人と話すことで自分が働くイメージを具体的に持てるようになりたい」、「直属の上司と話すことでどのような人物が求められているのか知りたい」など、実際に仕事で関わる人と話す機会を望む声が多く挙げられた。

「会社とのフィット感」を重視する人が82.0%

「会社とのフィット感」を重視する人が82.0%

 「社風や相性面で入社先を決める際に重視すること」を調査したところ、最も多かったのは「会社とのフィット感」で82.0%であった。次いで「面接時の印象」が41.3%、「キャリアアップにつながるか」が39.0%、「会社の理念に共感できるか」が26.0%、「前職の経験やスキルを活かせるか」が15.8%と続いた。「会社との相性が良い方が、パフォーマンスを上げることができると思う」、「社風が合う環境で自分の力を発揮したい」など、会社と相性を重視している人が多いことが伺えた。

入社先を決める際に最も重視するのは「勤務地」

入社先を決める際に最も重視するのは「勤務地」

 「条件面で入社先を決める際に重視すること」を調査したところ、最も多かったのは「勤務地」で68.0%であった。次いで「年収」、「休日数」、「職種」、「勤務時間」と続いた。昨今、テレワークが普及しているが「勤務形態」を重視する声は少ない結果となった。「長く働くことができる環境か重視したい」などの声が挙げられた。

まとめ

 今回の調査では、選考時に会いたい人として「配属部署の同年代の社員」や「中途入社で活躍する社員」などが多く挙げられ、実際に仕事で関わる人との会話を通して、実際に働くイメージを抱こうとする傾向が見られた。求職者の声も参考にしながら有意義な採用活動を行っていくことが必要と言えるであろう。

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