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LGBTを理解し働きやすい職場づくり Nijiリクルーティング「LGBT相談窓口サービス」大幅リニューアル

2020.11.09

 LGBTダイバーシティ推進支援を行う、株式会社Nijiリクルーティング(本社:東京都港区、代表:齋藤敦)は、パワハラ防止法施行に伴い、2020年11月1日、LGBT外部相談窓口サービスを大幅にリニューアルした。

LGBTの理解で働きやすい職場づくり

 「LGBT外部相談窓口」とは、従業員のLGBTに関する相談をNijiリクルーティングが業務委託として受けるサービスで、LGBT当事者と企業のLGBTダイバーシティ推進を支援するサービスである。LGBT相談窓口サービスを利用することで、企業には以下のような3つの効果が期待できる。

 1、心理的安全性の提供
 自身の意に反して正当な理由なく性的指向や性自認を第三者に暴露する「アウティング」に懸念のあるLGBT当事者に、相談できる場を提供する。従業員へ心理的安全性を提供することで、結果として生産性、就業意欲の向上につながる。

 2、ダイバーシティ&インクルージョンの風土づくり
 目に見える相談窓口を設けることで、企業としてダイバーシティ&インクルージョンを大切にする姿勢を発信し、従業員の意識改革につながる。

 3、コンプライアンス対応
 2020年6月から施行されているパワハラ防止対策関連法に定めるSOGIハラ対策の一つとして求められている相談窓口の設置対応になる。

 パワハラ防止法では、「人格を否定するような発言をすること」や「性的指向・性自認や病歴、不妊治療などの機敏な個人情報について当事者の了解を得ずに他の労働者に暴露すること」などは、ハラスメントに該当する可能性があるとしている。企業には、このようなパワハラを防止するための対策が求められている。

LGBT相談窓口に求められる機能

 LGBT相談窓口では、特に以下のような機能が求められている。
 1、相談者がプライバシーが保護されていると感じる
 アウティングの問題があるLGBT当事者にとって、プライバシーの保護はとても重要である。社内の相談窓口でも個人情報管理を徹底しているのは当然だが、相談者視点では「同じ社内」というだけで不安を感じることがある。

 2、相談員の知識と経験
 相談員には、コミュニケーション力や傾聴力以外にも、相談者のニーズを理解し、適切な助言、企業との調整を行うことができるLGBTに関する相談経験の蓄積が求められる。

豊富な相談経験を元に課題を顕在化

豊富な相談経験を元に課題を顕在化

 Nijiリクルーティングは、これまで3,000名以上の当事者、300社以上の相談実績をもとに相談経験豊富なスタッフが窓口を担当する。契約先企業に属するLGBT当事者、非当事者から直接相談を受け、企業にフィードバックする。サービスには主に以下のような特徴がある。

 ・企業ごとに専用アドレスを設け、メールにて相談を受け付ける
 ・対応方法/解決方法のアドバイスやコンサルティングを行う
 ・当事者同意の上、企業と当事者の間で解決方法の話し合い
 ・社内相談窓口担当者からの相談受付を実施
 ・研修/セミナー対応
 ・企業の状況に合わせて選択できる3つのプランを提供

 LGBT相談窓口には、以下3つのプランが用意されている。
 ・プレミアムプラン:LGBT外部相談窓口を中心に施策全般をサポート
 ・スタンダードプラン:LGBT外部相談窓口サービスを提供
 ・ライトプラン:社内相談窓口設置企業の窓口担当者をサポート

 企業と相談者の面談時の同席サポートや、勉強会など様々な項目が設けられている。

まとめ

 LGBTについて理解を深め、当事者だけでなく非当事者も働きやすい環境を作り上げていくことは、生産性向上や離職防止にもつながるであろう。社内だけで問題を抱えるのではなく、専門の相談窓口など外部サービスを活用しみてはいかがだろうか。

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