ケロッグ、運動習慣化支援ツール「BeatFit for BUSINESS」を導入 運動×社会貢献で働く意義を見出す
シリアル食品の世界シェアトップブランド「ケロッグ」を日本国内で展開する日本ケロッグ合同会社(以下、ケロッグ)は、在宅勤務中でも従業員が健康に過ごせるよう、福利厚生の一貫として株式会社BeatFitが提供する、運動習慣化支援ツール「BeatFit for BUSINESS」の導入を開始した。
健康経営をサポートする福利厚生サービス
「BeatFit for BUSINESS」は、従業員の運動習慣を変える健康経営ソリューションである。音声フィットネスアプリ「BeatFit」の利用を通して、従業員の運動習慣化をサポートする。ウォーキングから筋トレ、ヨガや瞑想など11ジャンルのコンテンツを600以上提供している。オンラインでのコンテンツ配信であるため、時間や場所を問わず運動に取り組むことができ、在宅勤務での運動不足やコミュニケーション不足の問題も解決することができる。
ココロの健康もサポート
ケロッグでは元々、従業員のウェルビーイングを大切にするカルチャーがあり、2020年はさらに強化していく方針であったという。新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が進む中、運動不足やストレスの解消は社員の精神衛生上、最重要課題として解決策を探していたところ、オンラインでフィットネス体験ができること、勤務時間以外のプライベートでもサービスの利用が可能であること、法人向け専用窓口が設けられている点を評価し、「BeatFit for BUSINESS」の導入を決定した。
コミュニケーション不足も解決
在宅勤務が進む中で、運動不足とコミュニケーション不足が課題となっていたケロッグは、コミュニケーション活性化にも繋がるキャンペーンができないかという話を、BeatFit社へ相談し、「手軽に始められ、継続にも繋がるようなビギナー向けの親しみやすいイベントを開催してみてはどうか」というアドバイスを受け、キャンペーンを開催した。
■イベント概要
・毎週課題クラスを3クラスずつ公開
・4週連続で課題クラスを達成できた社員には抽選で「アップルウォッチ」をプレゼント
・抽選結果は全社イベント内で発表
イベント中は、自分の頑張りだけでなく、他の従業員の頑張りも可視化されるため、「自分は結構頑張っていると思っていたけどもっと頑張っている人がいるんですね」など、BeatFit関連の雑談も増え、コミュニケーションの活性化にも繋がったという。
■イベント活性化のための工夫
イベント活性化を目指し、イベントの1週間前、5日前、3日前、1日前にメールでリマインドをしたり、社内報や社内掲示板にもポスターを掲載し、BeatFitを目にする機会を増やしたという。社内告知用の素材や資料などは、BeatFitが提供してくれるため、スムーズに情報発信を行うことができる。
■イベントに参加した社員の声
・自分のニーズに合わせてプログラムを選択できるため、気に入っている。
・ジム感覚でトレーニングをすることができた。
・長時間の運動が苦手だが、10分~20分で満足するメニューがあり嬉しい。
ケロッグならではのバーチャルイベント
ケロッグでは、10月の「世界食糧デー」月間に合わせて、BeatFitを活用し、リモートワーク環境下でもできる運動と食糧支援を組み合わせたバーチャルボランティアイベントを開催した。社員の自宅におけるエクササイズ1分をシリアル1食分に換算し、合計10,000食の寄付を目標にスタートし、16,917食の寄付を達成した。
■イベント実施のきっかけ
毎年、World Food Dayで行っていたボランティアに新型コロナウイルスの影響で参加できなくなったことを受け、バーチャルボランティアという新しい形での実施が決まり、運動時間をシリアル数に替えるアイデアはBeatFit社が提案。
個人だけでなく社員みんなで協力して、それが社会貢献に繋がるというイベント内容にしたことで、「自分の健康のために運動することで社会貢献ができる」、「自分だけでなく、みんなで頑張って取り組むことで社会貢献ができる」ことは、ケロッグで働く意義を見出すことにも繋がるとしている。
■オンライン説明会を実施
第2回のイベント開催にあたり、アプリのダウンロードやログインなど初歩的な部分でつまづいている人が一定数いたことを受け、オンラインでアプリ使用までの説明会などを実施し、より多くの人に参加してもらえるような工夫を行った。
■バーチャルイベントと社内ツールを掛け合わせ
2020年に社内エンゲージメントシステムを導入しているケロッグでは、バーチャルイベントとクロスさせ、イベントにチャレンジし、達成した人には社長からのメッセージと500ポイントを付与される。BeatFit単体だけでなく、社内ですでに導入しているツールやサービスと掛け合わせて従業員へ働きかけることができる点も魅力の一つである。
まとめ
ケロッグでは、今後のイベント実施に加え、スタンダードな使い方で「BeatFitを使う日」、「ヨガの日」を設置して健康促進につなげていくことも検討しており、「お仕事をする中でリラックスする時間も必要」という会社からのメッセージを伝えていきたいとしている。
コロナ禍において、運動不足やコミュニケーション不足などを解決する方法に注目が集まる。様々なサービスを活用しながら、対応を行っていくことがさらに必要になってくるのではないだろうか。
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