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【2021年4月入社の新入社員に関する企業調査】6割以上の企業が研修は「リアル」で実施予定

2020.11.30

 企業向けの教育研修事業と若年層向けの就職支援事業を展開する株式会社ジェイック(本社:東京都千代田区、代表:佐藤剛志)は、2021年4月入社予定の新入社員に関する企業アンケートを実施した。

72.6%の企業が「採用予定人数は例年同様」

72.6%の企業が「採用予定人数は例年同様」

 「新型コロナウイルスの影響で、2021年4月入社の採用予定人数を変更しましたか」と質問したところ、72.6%が「例年同様の採用予定人数で、採用活動を実施」と回答した。

 一方で、15.3%が「例年より採用予定人数を減らして採用活動を実施」、6.5%が「採用活動を中止」と回答し、新型コロナウイルスの影響を受けていることが伺えた。

 また、5.6%が「新型コロナウイルスの影響で、例年より採用予定人数を増やして採用活動を実施」と回答し、テレワークなど新しい働き方の普及などが採用予定人数にも変化をもたらしたことが伺えた。

新入社員研修は6割が「リアル」で実施予定

新入社員研修は6割が「リアル」で実施予定

 「2021年4月入社の新入社員研修の実施方法の予定」を調査したところ、63.8%が「リアル」、25.9%が「オンライン」、10.3%が「未定」と回答した。

 リアルでの研修実施を決めている企業が多い一方で、すでにオンラインでの実施を決めている企業や、実施方法を決めかねている企業など、回答が分かれる結果となり、先行きの見えないコロナ禍で研修の実施方法に悩みを抱える企業があることも伺えた。

まとめ

 WEB面接や、オンライン研修など例年とは異なる採用活動を余儀なくされた2020年も終わりが近づき、2021年の新入社員を迎え入れる体制を整え始めている企業も多いのではないだろうか。今回の調査では、2021年4月入社予定の新入社員の研修は、リアルで行うとしている企業が半数以上を占める結果となった。収束の兆しが見えないコロナ禍でも、新入社員と企業双方にとって有意義な時間を生み出すことができるよう、対策が必要となるであろう。

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