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【コロナ禍の意識調査】『安定している』と思う企業は、テレワークなどで柔軟な働き方ができる企業

2020.12.08

 株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「『安定している』と思う企業の特徴」に関するアンケート調査を実施した。

「安定している」と思う企業の特徴に64%が「変化あり」

「安定している」と思う企業の特徴に64%が「変化あり」

 「コロナ禍で『安定している』と思う企業の特徴に変化はありましたか」と質問したところ、26.7%が「変化があった」、37.3%が「どちらかと言えば変化があった」と回答した。

柔軟な働き方の導入は「安定している」と感じる学生が多数

柔軟な働き方の導入は「安定している」と感じる学生が多数

 「コロナ禍で、安定していると思う企業の特徴」を調査したところ、最も多かったのは「テレワークなど柔軟な働き方が可能」で32.6%であった。次いで、「複数の事業を展開」が16.5%、「社員をリストラしない」が15.5%と続いた。

 就職活動をする学生の中には、「安定している」という理由から大手企業への就職を希望する学生もいる一方で、「大手企業である」の回答は4.1%に留まる結果となった。

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、働き方の変化や業績不振などのニュースが報じられる中、「柔軟な働き方ができると、外出自粛などの緊急事でも事業を継続できる」、「複数の事業を展開していたら、一部の事業がコロナの影響を受けても他の事業でカバーすることができると思う」などの声が寄せられた。

安定して働くために「スキルを身につけたい」学生が多数

安定して働くために「スキルを身につけたい」学生が多数

 「働く環境の安定のために必要だと思うこと」を調査したところ、最も多かったのは「柔軟な働き方ができる環境で働く」で61.1%であった。次いで「スキルを身につける」が47.5%、「成長している企業で働く」が37.3%と続いた。

 「スキルを身につけることで市場価値を上げたい」などの声が寄せられ、働く環境を安定させるためにスキルを習得したいと考える学生が多いことがわかった。

まとめ

 コロナ禍において、多くの企業が打撃を受け、連日ニュースでも報じられている。先行きが見えないコロナ禍で就職活動を進める学生は「安定」を求めていることがわかった。コロナ禍における自社ならではの取り組みや、対策などを提示することで、学生の不安を払拭することも必要と言えるかもしれない。

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