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【テレワーク中の評価に関する意識/実態調査】管理職の45%が自分への評価に不安を感じていると回答

2020.12.17

 総合人材サービス・パーソルグループのパーソルプロセス&テクノロジー株式会社(本社:東京都江東区、代表:横道浩一)は、会社員500名を対象に「テレワーク中の評価に関する意識・実態調査」を実施した。

テレワーク頻度は週2~3日が最多

 「テレワーク頻度」を調査したところ、29.8%が「週に1日程度」、33.8%が「週に2~3日程度」、14.8%が「週に4日程度」、21.6%が「基本的には全てテレワーク」と回答した。6割以上が週の半分以上出社していることがわかった。

テレワークは進捗確認が難しい

 一般社員に対し、「出社勤務時とテレワーク勤務時で上司への進捗報告業務についての変化」を調査したところ、9.2%が「やりにくくなった」、26.8%が「どちらかというとやりにくくなった」と回答した。

 また、管理職に対し「出社勤務時とテレワーク勤務時で部下への仕事の指示出しや進捗確認業務についての変化」を調査したところ、11.2%が「やりにくくなった」、38.0%が「どちらかというとやりにくくなった」と回答した。上司と部下とのやり取りにおいて、上司の方がやりにくさを感じていることがわかった。

テレワークに合わせて人事評価が変わった人は1割未満

 「テレワーク実施に伴い、会社の人事評価の仕組みに変更があったか」と質問したところ、60.0%が「変わっていない」、15.6%が「変更を予定している」、6.0%が「新しい仕組みに変更された」と回答した。

 「テレワーク環境下で自分の評価が正当にされているか不安だと感じたことがあるか」を聞いたところ、全体では42.6%が「不安を感じる」と回答した。その内訳をテレワーク開始時期別で見ると、不安を感じるのは3ヶ月くらい前から開始した人は64.0%に対し、新型コロナウイルス感染拡大前からテレワークを行なっていた人は31.6%で、テレワークの経験が浅い人ほど、不安に感じる割合が高いことがわかった。

管理職の45%が「自分への評価が不安」

 一般社員、管理職にそれぞれ「テレワーク環境下で自分の評価が正当にされているか不安だと感じたことがあるか」と質問したところ、一般社員は39.6%、管理職は45.6%が不安を感じていることがわかった。

 また、管理職に「テレワーク環境下で、部下の評価が正しく行えているのか不安に感じたことがあるか」と質問したところ、半数以上が不安を感じていることがわかった。

テレワーク実施者の6割が長時間労働の経験あり

 「テレワークで仕事をしている際、仕事の終わり時が分からず長時間労働になった経験があるか」と質問したところ、全体で58.0%が「経験がある」と回答した。

勤務状況を可視化するツールの利用意向

 「労働時間の乖離把握ツールを利用したいか」と質問したところ、一般社員の45.6%、管理職の61.2%が利用したいと考えていることがわかった。ツールの活用で、「サービス残業の防止」、「権利の主張」、「平等な評価」などを実現したい意向が伺えた。

 また、「仕事実態の可視化ツールを利用したいか」と質問したところ、一般社員の21.2%、管理職の29.6%が利用したいと考えていることがわかった。ツールの活用で、「進捗具合や取り組みの評価」、「業務改善のヒント発見」、「業務量と質の適切さ把握」などに役立てたいと考えていることがわかった。

まとめ

 急速に普及が拡大したテレワークは、今後もますます広がっていくことが考えられる。テレワーク勤務時においても不安を感じることなく、業務に集中をすることができるよう、労務管理の見直しが必要となるであろう。

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