【書類選考における求職者と企業のギャップ調査】 求職者の4割が5時間以上をかけて書類を作成
株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表:中川祥太)が運営する、カンタン転職サービス「bosyu Jobs」は、求職者および中途採用を行っている企業を対象に、転職・採用活動の「書類選考におけるギャップ」に関するアンケート調査を実施した。
書類選考にかける時間は5分未満
「求職者1人あたりに費やす書類選考の時間」を調査したところ、最も多かったのは「5分未満」で51.6%であった。次いで「10分未満」が28.1%、「1分未満」が9.4%、「15分未満」が6.3%、「15分以上」が4.7%と続いた。
最も注視しているのは「職務詳細」
「書類選考で一番注視している項目」を調査したところ、最も多かったのは「職務詳細」で55.9%であった。次いで「活かせる経験/知識/技術」が19.1%、「職務要約」「学歴・職歴」が共に5.9%と続いた。
一方で、「注視していない職務経歴書などの項目」を調査したところ、最も多かったのは「志望動機」で55.6%、次いで「資格」が46%、「自己PR」が38.1%と続いた。
求職者の約4割が5時間以上をかけて書類を作成
求職者に対し、「書類作成にかける時間」を調査したところ、最も多かったのは「5時間未満」で51.9%、次いで「10時間未満」が19.1%、「20時間以上」が9.6%と続いた。
また、「書類作成において一番労力をかけた項目」を調査したところ、最も多かったのは「職務詳細」で33.7%、次いで「活かせる経験/知識/技術など」が20.2%、「職務要約」が15.4%と続いた。
多くの求職者が、時間と労力をかけて自身をアピールできる書類作成をしていることがわかった。
まとめ
事前に応募者の情報を知ることができる書類選考は、不要な面接の回避、面接のスムーズな進行などにつながるであろう。一方で、今回の調査で書類作成に5時間以上の時間をかけている求職者が多いことがわかり、手間がかかっていることがわかった。応募率が低い場合などは、書類作成や送付方法の簡素化などを行い、求職者の負担を軽減することも一つの改善策と言えそうだ。
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