【入社式・新入社員研修に関する調査】7割以上の学生が「リアル」での入社式を希望
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「入社式・新入社員研修」に関するアンケート調査を実施した。
71%が対面での入社式を希望
「入社式はリアルとオンラインのどちらを希望しますか」と質問したところ、38.7%が「リアル」、32.2%が「どちらかと言えばリアル」、10.0%が「どちらとも言えない」、10.1%が「どちらかと言えばオンライン」、8.9%が「オンライン」と回答した。
70%以上の学生がリアルでの入社式を希望する結果となり、その理由としては以下のような声が寄せられた。
・オンライン内定式は実感が湧かなかった
・まだ同期と会ったことがないので顔を合わせたい
・リアルでの開催の方が、入社した実感ができると思う
新入社員研修も7割以上がリアルを希望
「新入社員研修はリアルとオンラインのどちらを希望しますか」と質問したところ、45.6%が「リアル」、24.5%が「どちらかと言えばリアル」で合わせて71.0%がリアルでの開催を希望していることがわかった。具体的には、「リアルの方が質問がしやすい」「オフィスで働く社員の雰囲気を見たい」などの声が寄せられた。
また、「オンラインとリアルを組み合わせた開催が時代に合っていると思う」など、ニューノーマル時代に適したハイブリット型の研修を希望する声も挙げられた。
66.1%がオンライン開催に不安
「入社式や新入社員研修がオンラインだと不安がありますか」と質問したところ、24.9%が「不安がある」、41.2%が「どちらかと言えば不安がある」と回答した。
66.1%がオンラインでの入社式や研修に不安を感じる中、その理由を調査したところ最も多かったのは「同期同士の繋がりを持つのが難しそう」「社内の人間関係を築くのが難しそう」がともに69.3%、次いで「会社の雰囲気に慣れるのが難しそう」が68.7%と続いた。
まとめ
今回の調査では入社式、新入社員研修ともにリアルでの開催を希望する学生が半数以上を占める結果となった。コロナ禍において、会社説明会から内定式までオンラインでの実施を余儀なくされた企業も多いのではないだろうか。ハイブリッドな働き方が拡充する中、入社式や研修も内容によってリアルとオンラインを組み合わせるなど、新入社員と企業双方が少しでも不安を払拭できるような工夫が必要と言えそうだ。
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