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【22卒の採用スケジュール調査】新卒採用の早期化加速の動きが見られる結果に

2020.12.23

 株式会社リンクフォース(本社:東京都豊島区、代表:馬淵啓仁)は、コロナ禍を経て変化した新卒採用の実態を紐解くため、22年卒新卒採用を行っている企業111社を対象に、「22卒の採用スケジュールに関する実態調査」を実施した。

4社に1社は採用活動を早期化

4社に1社は採用活動を早期化

 「21卒採用と比較して、22卒の採用活動のスケジュールの変化」を調査したところ、27%が「早まる」と回答した。先行きの見えないコロナ禍での不安や、学生の動きの早まりを受け、採用スケジュールを早めた企業が多いと考えられる結果となった。

 一方で、21%が「まだ22卒の採用スケジュールが定まっていない」と回答した。コロナの影響による21卒採用の長期化や、先行きが不透明なコロナ禍における今後の方針確立の難しさが原因の一つとも考えられる。しかし、スタートが遅れてしまうと採用を早期化している企業に遅れをとってしまうことになりかねない。収束の兆しが見えないコロナ禍でも、いかに早く対策を講じるかは22卒採用成功にとって重要であると言えそうだ。

採用担当者の悩みは「動きがわからない」

採用担当者の悩みは「動きがわからない」

 採用担当者に「現在の悩み」を調査したところ、最も多かったのは「就活生の動きがわからない」で48%であった。次いで「競合他社の動きがわからない」が40%、「22卒の採用計画がなかなか定まらない」が32%と続いた。

 他にも、「WEB説明会や面接をすることに不安がある」「コロナの影響で21卒採用があまりうまくいかなかったので22卒も不安がある」など、新型コロナウイルスに関連して変化した採用活動に悩みを抱えている人もいることがわかった。

まとめ

 コロナ禍以前から進んでいた、新卒採用の早期化・長期化は今後も続いていくと見られる結果になった。先行きの見えないコロナ禍においても、適切な採用計画を立て、変化の著しい採用市場に乗り遅れないように対策を講じていくことが重要であろう。

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