20代の意識調査 コロナ禍で「成長できそう」と感じる企業の特徴に変化があった人は37.5%
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、20代の仕事観や転職意識を紐解くために「『成長できそう』と思う企業の特徴」に関するアンケート調査を実施した。
コロナ禍で重視するのは「場所に縛られない働き方」
「コロナ禍で『成長できそう』と思う企業の特徴に変化はありましたか」と質問したところ、21.2%が「変化があった」、16.3%が「どちらかと言えば変化があった」と回答し、20代が「成長できそう」と感じる企業の特徴が変化していることがわかった。
そこで、「『成長できそう』と思う企業の特徴について、コロナ禍で最も重視するようになった点」を調査したところ、最も多かったのは「テレワークなど場所を選ばない働き方ができる」で30.3%であった。次いで「新規事業にも挑戦している」が11.1%、「ITやデジタルなどの領域に強い」「成長分野の事業を展開している」がともに9.1%と続いた。
他にも、「テレワークは導入するだけでなく、テレワークのなかで活発にコミュニケーションを取る仕組みを作るなど、どう運用するかが企業の成長に影響していると思う」などの声も挙げられ、テレワーク導入の有無だけでなく、テレワーク下においても成果を出すことができる環境を求めていることがわかった。
成長のために「資格取得」をする人が多数
「自分の成長のために取り組んでいること、取り組みたいこと」を調査したところ、最も多かったのは「資格を取得する」で54.2%であった。次いで「ITスキルを身につける」が31.4%、「新聞などで経済ニュースを情報収集する」が30.3%と続いた。資格取得やスキルの習得を通して生産性を向上させ、自身の市場価値を高めたいと考える学生の意向が伺える結果となった。
まとめ
テレワークが急速に普及したコロナ禍において、学生が魅力を感じる企業も変化していることがわかった。テレワークの実践はもはや当たり前となり、テレワークを前提とした中でいかにパフォーマンスを発揮するかという点に注目をする人もいると言えるであろう。時代の変化に合わせて柔軟な働き方を実現していくことがこれまで以上に求められることになるのではないだろうか。
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