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男性の育児休暇に関する調査 育児休暇を取得したことがある男性はわずか4.4%

2021.01.14

 株式会社NEXERが運営する日本トレンドリサーチは、男女1,400人を対象に「男性の育児休暇」に関するアンケートを実施した。

男性の育児休暇取得は難しい

 「現在の日本は、男性が育児休暇を取得しやすい環境だと思いますか」と質問したところ、83.1%が「思わない」、13.1%が「どちらとも言えない」と回答し、8割以上の人が現代の日本社会について「男性が育児休暇を取得しやすい環境」だとは感じていないことが明らかとなり、具体的に以下のような意見が寄せられた。

 ■男性が育児休暇を取得しやすい環境だと「思う」理由
 ・育児休暇を取り入れる企業が増えているから
 ・実際に育児休暇を取得している男性社員がいるから
 ・職場でも積極的に呼びかけているから

 ■男性が育児休暇を取得しやすい環境だと「思わない」理由
 ・「男性は仕事・女性は家事」という固定観念がまだ根強い
 ・育児休暇の取得はできても、出世が遅れるなどの声があるから
 ・一人の休暇は他の職員への負担となるから

育児休暇を取得したことがある男性は4.4%

 子どもを持つ812名を対象に「育児休暇を取得したことはありますか」と質問したところ、男性では4.4%が「取得した」、9.9%が「取得したいと思ったが、取得しなかった」、85.7%が「取得しなかった」と回答し、ほとんどの人が育児休暇を取得していないことが明らかとなった。実際に育児休暇を取得した人からは、「たった2週間だったが、家族間の相互理解を深めるために自分で希望して取得した。育児や家庭の仕事がいかに大変なことか実感できた」などの意見が挙がった。

 一方で女性では21.4%が「取得した」、7.1%が「取得したいと思ったが、取得しなかった」、71.4%が「取得しなかった」と回答した。

まとめ

 男性の育児参画や育児休業取得の促進については平成28年6月に閣議決定された「日本再興戦略2016」などにも盛り込まれ、2020年までに男性の育休取得率を13%とすることを目標としていた。

 しかし、今回の調査では多くの人が現代の日本社会において男性が育児休暇をしやすい環境とは感じていないことが明らかとなり、実際に育児休暇取得の経験がある男性は4.4%にとどまった。男性の育休取得は難航していると言えるが、企業が男性の育休取得を推進することは、女性のキャリア形成やイメージアップにもつながるであろう。

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