「マイナビ2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」インターンシップへの参加活発化
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表:中川信行)は2022年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院生、3,093名を対象に「インターンシップ・就職活動準備実態調査」を実施し、12月の結果を発表した。
インターンシップの応募数は増加
これまで、インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことがある学生は、前月比0.4ポイント増加の91.2%、参加したことがある学生は前月比2.2ポイント増加の81.1%であった。12月の平均応募社数は3.8社、平均参加社数は2.5社でいずれも前月より微増している。
WEBのみのインターンシップに参加した学生は7割以上
2020年12月にインターンシップに参加した学生に、参加したインターンシップの開催形式を調査したところ、対面なしの「WEBのみ」のインターンシップに参加した学生は全国平均で72.7%で、中でも北海道は全国で唯一9割を超える結果となった。
WEB開催のインターンシップは「気軽に参加できる」
「WEB開催のインターンシップについて満足した点」を調査したところ、「自宅からなど、リラックスできる環境で参加できた」「移動時間がないので授業やバイトの合間にも参加しやすかった」「遠方の企業のインターンシップにも参加しやすかった」など、WEBならではの手軽さに注目が集まった。
一方、「WEB開催のインターンシップについて不満だった点」を調査したところ、「企業の社風・雰囲気が理解できなかった」が最も多い結果となった。
対面開催のインターンシップは「社風や雰囲気がわかりやすい」
「対面開催のインターンシップについて満足した点」を調査したところ、「企業の事業内容・企業情報が理解できた」「企業の社風・雰囲気が理解できた」「企業の具体的な仕事内容が理解できた」など、様々な内容についてより理解が深まっていることが伺えた。
一方、「対面開催のインターンシップについて不満だった点」を調査したところ、「企業への訪問にかかる交通費が負担だった」「授業やバイトとの時間調整が難しかった」「コロナウイルス感染の不安があった」など、WEB開催という新たなスタイルが導入されたことで、交通費と時間の捻出の負担を不満に感じている学生がいることがわかった。
まとめ
12月の実態調査では、就職活動を直前に控えインターンシップの参加が活発化していることが伺える結果となった。コロナ禍において、大学の授業もオンラインで行うことが増え、オンライン環境が整っている学生が多く、就職活動のWEB化にメリットを感じている学生が多いことが明らかとなった。インターンシップのWEB開催、対面開催それそれの課題を解決し、満足度の高いインターンシップを提供していくことが必要と言えそうだ。
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