コロナ禍の就職に悩む学生を支援 ヒストリアが「2021年新卒期間延長制度」を制定
ソフトウェア制作会社の株式会社ヒストリア(本社:東京都品川区、代表:佐々木瞬)は、2021年3月卒業の学生で卒業後に就職先が決定していない場合、2022年の新卒選考の対象者として受け入れを行う「2021年新卒期間延長制度」を設けることを決定した。
コロナ禍の就職に悩む学生を支援
「2021年新卒期間延長制度」は、新型コロナウイルスの影響で学生の就職活動に大きな影響が出たことを受けて、新たに設けられた制度である。
本来であれば、3月に学校を卒業し、翌月4月に入社した人を「新卒入社」と位置付け、それ以外の時期に入社した人を「中途入社」として受け入れることが一般的とされている。しかし、「2021年新卒期間延長制度」では、2021年卒に限り卒業後すぐの入社でなくても「新卒」として入社受け入れを行う。新卒枠で入社することで、新卒独自の福利厚生や研修制度を受けることができる、加えて、2022年卒の新卒と「同期」として働くことが可能で、入社時期に関しても相談しながら柔軟に対応を行う。
「2021年新卒期間延長制度」概要
■対象
・2021年3月の学校卒業後に就職先が決定していない学生
※大卒、専門学校卒などの学歴は問わない
※入社時期に関しては内定後に本人と相談後、決定
■中途採用との違い
・新卒独自の福利厚生や研修制度を受けることが可能
→新卒住宅手当/新卒マナー研修/新卒業界基礎研修/職種ごとの課題による研修
・2022年卒の新卒と同期として勤務が可能
まとめ
コロナ禍において、厚生労働省からは新型コロナウイルスの影響を受けた学生の就職支援のため、卒業後3年以内は新卒扱いとする指針が出されたものの、積極的に取り入れている企業は少数である。新卒一括採用を見直し、通念採用の拡大がますます求められ、採用活動が変化していくのではないだろうか。
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