テレワークで希薄化する社員間交流を活性化 アララがパソナテックとコイン流通サービスの試験運用を開始
アララ株式会社(本社:東京都港区、代表:岩井陽介)は、テレワークにおける職場コミュニケーションの希薄化が懸念される中、職場コミュニケーションの促進を目的に「ありがとう」の気持ちをインセンティブ・ポイントで送りあうことができる個人間コイン流通サービスの試験運用を株式会社パソナテックとともに実施することを発表した。
ブロックチェーン技術を活用
コロナ禍において、テレワークを導入する企業が増加している。テレワークは集中力が上がる、通勤時間削減などのメリットがある一方でコミュニケーション機会の減少や、社員同士の交流の希薄化など社員エンゲージメントに懸念を感じる声も上がっている。
そこで、社員が通常の業務に加え、業務範疇以外の他部門や組織全体に利益をもたらすような「よい行動」を認め合い、可視化するサービスである「arara coin(仮称)」を、株式会社パソナテック向けに「Have A Nice Day!!~HAND~(ハンド)」としてカスタマイズし、運用を行う。「よい行動」とは、本人が利益を得られるとは限らないが、職場の同僚や組織全体に利益をもたらすような行動を指す。
実施概要
■期間
2020年12月7日〜2021年5月31日
■場所
株式会社パソナテック
■対象者
株式会社パソナテック社員約650名
■内容
ウェブアプリケーションを使ったパソナテック社員間におけるインセンティブ・ポイントの流通
■「arara coin(仮称)」
「ありがとう」の気持ちをデジタルコインで送り合い、交流を促す個人間コイン流通サービス。社内コミュニケーションの活性や社員向けインセンティブ、社内のキャッシュレス化などで活用が可能。
■期待できる効果
・社員エンゲージメントの向上
・賞賛文化の醸成
・行動規範の浸透
・よい行動の強化
まとめ
ブロックチェーン技術を活用した今回のサービスは、個々のやり取りを安全に記録することができ、集計しやすいデータ格納で開発コストの低減やシステム費用の削減も期待できるという。テレワークの普及が広がる中で課題となるコミュニケーションの希薄化を解消することは、今後さらに求められていくであろう。
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