内定承諾における納得度調査 納得して入社している人はわずか4割
株式会社キャスター(本社:宮崎県西都市、代表:中川祥太)が運営する採用プラットフォーム「bosyu Jobs」では、求職者の内定承諾における納得度に関する調査を実施した。
内定承諾前に納得するまで質問できた人は約4割
「内定承諾前に知りたいことを納得するまで聞くことができたか」を調査したところ、41.5%が「はい」、58.5%が「いいえ」と回答し、半数以上が納得いくまで質問ができていないことが明らかとなった。
そこで「納得するまで聞けなかった理由」を調査したところ、最も多かったのは「聞けるようなタイミングや雰囲気ではなかった」で55.6%であった。次いで「自分の転職基準・軸ではなくその時は気にしていなかったから」が38.5%、「知る術が思いつかなかったから」が22%と続いた。他にも、「前職では当たり前のことだったので、確認する必要がないと思ったから」、「内定承諾期間まで時間がなく、考えられなかったから」、「誰に聞けばいいか分からなかったから」などの意見も挙げられた。
内定承諾前「給与」に就いて知りたかった求職者は6割以上
「内定承諾前に知っていたらよかったこと」を調査したところ、最も多かったのは「給与/給与制度」で66.7%であった。次いで「配属部署/チーム」が65.4%、「働き方」が62.1%、「仕事の進め方」が54.9%と続いた。他にも、「環境」、「福利厚生」、「産休/育休」などの意見が挙げられた。
まとめ
今回の調査では、全て納得した上で入社をしている人は4割程度であることが明らかとなった。納得するまで質問ができなかった最大の理由としては、「聴けるような雰囲気でなかった」が挙げられた。入社後に大きなギャップが生じると、早期離職や意欲の低下に繋がりかねない。双方のためにも、求職者が本当に聞きたいと考えていることを見出し、説明することも重要と言えるかもしれない。
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