就職活動準備調査 希望するインターンシップ形式、WEB形式が初めて対面形式を上回る
株式会社マイナビ(本社:東京都千代田区、代表:中川信行)は2022年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に「マイナビ2022年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査」を実施した。
調査概要
調査期間 :2021年1月20日~1月31日
調査方法 :マイナビ2022の会員に対するWEBアンケート
調査対象 :2022年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生
有効回答数:3,199名
93.7%がインターンシップ などに応募
「これまでにインターンシップ ・ワンデー仕事体験に応募・申し込みしたことのある割合」を調査したところ、1月の調査時点で前月よりも2.5ポイント増加の93.7%が「応募や申し込み経験あり」と回答した。
インターンシップや1日仕事体験は8割以上が参加経験あり
「これまでにインターンシップ・ワンデー仕事体験に参加したことのある割合」を調査したところ、84.9%の学生が「参加したことがある」と回答した。今年度は新型コロナウイルス感染拡大による緊急事態宣言の影響があったものの、前年2月時点の参加率と同水準となった。
応募社数と参加社数は前月と同数値
「インターンシップ平均応募社数推移」と「インターンシップ平均参加社数推移」を調査したところ、いずれも前月と同数値という結果となり、大きな差は見られなかった。
■インターンシップ平均応募社数推移
■インターンシップ平均参加社数推移
インターンシップは対面よりもWEBを希望する学生が多数
「希望するインターンシップの開催形式」を調査したところ、9.9%が「絶対にWEBがいい」、29.1%が「どちらかというとWEBがいい」と回答し、合わせて39.0%がWEBでのインターンシップを希望していることが明らかとなった。
一方で、8.5%が「絶対に対面がいい」、28.7%が「どちらかというと対面がいい」と回答し、合わせて37.2%が対面でのインターンシップを希望した。本項目の調査を開始した2020年9月以降、初めてWEB形式が対面形式を上回る結果となった。
1月は企業研究を行う学生が多数
「1月に行った行動」を調査したところ、最も多かったのは「企業研究をした」で64.4%と「インターンシップエントリーをした」の61.4%を上回った。
まとめ
新型コロナウイルスの影響を受けて、採用業務のオンライン化が進む中で学生の動きにも変化が生じていることが明らかとなった。今ではほとんどの学生が参加している「インターンシップ 」だが、対面よりもWEB形式を希望する声が増えたことは、企業側も学生側もオンライン形式のインターンシップの活用に慣れてきているとも言えるであろう。
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