テレワークに関する意識調査 テレワーク制度の有無を重視する学生は57.2%
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「テレワーク」に関するアンケートを実施した。
調査概要
調査対象 :「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者
調査方法 :Web上でのアンケート
調査期間 :2021年2月9日~2021年2月15日
有効回答数:526名
テレワーク制度があるか重視する学生は57.2%
「プレエントリー時に、テレワーク制度があるかを重視しますか」と質問したところ、16.6%が「重視する」、40.6%が「どちらかと言えば重視する」と回答し、合わせて57.2%の学生がテレワーク制度の有無を重視していることが明らかとなった。具体的には、「通勤時間がないので、時間を有効活用できそう」「時代にあった働き方ができそう」などの声が挙げられた。
7割以上の学生がテレワークの利用を希望
「入社する企業にテレワークの制度があったら、利用したいですか」と質問したところ、41.4%が「利用したい」、35.7%が「どちらかと言えば利用したい」と回答し、合わせて77.1%の学生がテレワーク制度を利用したいと考えていることが明らかとなり、具体的には以下のような声が挙げられた。
・自宅でもできることはテレワークで対応したい
・テレワークはコロナ後も一定程度、定着すると思う
・テレワークでも成果を上げられるようになっておきたい
・入社する際にコロナが収束しているか分からないので感染予防として利用したい
入社直後はテレワークを避けたいという意見も
「入社先の企業で、どのくらいの頻度でテレワークを実施したいですか」と質問したところ、最も多かったのは「週に1~2回」で29.8%、次いで「週に3~4回」が28.1%、「入社後仕事に慣れてから実施したい」が23.9%と続いた。一方で「毎日」と回答した人は9.4%に留まり、テレワークを実施する場合でも、オフィスに出社する機会が欲しいと考える学生が多いことが伺えた。
まとめ
今回の調査では、半数以上の学生が制度としてテレワークを導入しているか注目していることが明らかとなり、コロナ禍の新しい働き方が学生にも浸透していることが伺えた。一方で、入社直後のテレワークには不安を感じる声も多く、業務に慣れ、人間関係を構築するまでは完全テレワークを避けるなどのサポートが必要と言えるかもしれない。
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