64.5%が入社後すぐのテレワークは不安と回答 テレワークでも最も不安なことは「人間関係」
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「テレワーク」に関するアンケート調査を実施した。
調査概要
調査対象:あさがくナビ2022へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年2月9日~2021年2月15日
有効回答数:526名
64.5%の学生が入社後すぐのテレワークに不安
「入社してすぐにテレワークを実施するとなると不安はありますか」と質問したところ、22.1%が「不安がある」、42.4%が「どちらかと言えば不安がある」と回答し、合わせて64.5%の学生が入社直後のテレワークには不安を感じていることが明らかとなった。具体的には「職場の雰囲気に慣れるためにも最初は出社して直接コミュニケーションを取りたい」、「上司や先輩に相談できる機会がある方が早く仕事を覚えることができると思う」などの声が挙げられた。
テレワークで最も不安なことは「人間関係」
「テレワークで不安に感じること」を質問したところ、最も多かったのは「先輩や上司など社内の人間関係」で82.3%であった。次いで「仕事の進め方の習慣」が80.8%、「仕事で必要なスキルの習得」が70.5%と続き、具体的には以下のような声が挙げられた。
・直接コミュニケーションをとったほうが人間関係を築くことができると思う
・リアルなコミュニケーションの方が質問やアドバイスがしやすいと思う
・最初からテレワークをすると間違った認識で作業をしてしまう可能性がある
テレワークの場合「仕事の進め方を学ぶ機会」を求める声が多数
「入社先の企業でテレワークをする場合、あると嬉しい制度や環境」を質問したところ、最も多かったのは「仕事の進め方を学ぶ機会」で65.0%、次いで「対面でコミュニケーションを取る機会」が61.6%、「対面での研修」が61.0%と続いた。
まとめ
テレワークを導入する企業が増加している一方で、入社してからすぐにテレワークをすることに不安を感じている学生が多いことが明らかとなった。特に仕事に慣れるまでの間は人間関係の構築や、仕事の手順を覚え安心して働くことができるよう、対面機会を多く設けることなどが必要と言えるかもしれない。
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