22卒の就職意識調査 内定率は1割を超え早期化が伺える結果に
株式会社ディスコ(本社:東京都文京区、代表:新留正朗)は、2022年3月卒業予定の大学3年生(理系大学院修士課程1年生)のキャリタス就活・学生モニターを対象に2月1日時点での準備状況などを調査した。
調査概要
調査対象:2022年3月に卒業予定の大学3年生
(理系は大学院修士課程1年生含む)
回答者数:1,252人
(文系男子386人、文系女子371人、理系男子357人、理系女子138人)
調査方法:インターネット調査法
調査期間:2021年2月1日~6日
サンプリング:キャリタス就活2022学生モニター
就活準備は早期化
「就職活動準備で2月までに行ったこと」を調査したところ、最も多かったのは「自己分析」で88.9%、次いで「就職情報会社主催の就活準備イベントに参加」が81.4%、「業界研究」が79.9%と続いた。他にも、「筆記・面接等の就職試験対策」が前年を大きく上回るなど早めの準備が目立つ結果となった。
インターンシップ参加経験者は9割超え
「インターンシップ参加企業への就職意向」を調査したところ、86.1%が「就職したいと思う企業があった」と回答した。また、「就職したいと思った社数」を調査したところ、平均参加社数9.4社のうち就職したいと思った企業は3.0社という結果になった。
本選考の受験状況は前年より12.5ポイント増加
「2月1日現在の本選考の受験有無」を調査したところ、60.3%が「本選考を受けた」と回答し、前年よりも12.5ポイント多い結果となった。また、そのうち78.7%が「インターンシップ参加企業がある」と回答した。
2月時点で内定を得た学生は前年同期よりも増加
「2月1日現在の内定の有無」を調査したところ、13.5%が「内定を得た」と回答し、前年よりも3.5ポイント高い結果となった。そのうち「インターンシップ参加企業の有無」を調査したところ、81.1%が「インターンシップ参加企業がある」と回答した。
内定取得予想時期は6月前半が最多
「第1志望企業の選考スケジュールの認知状況」を調査したところ、全体の22.2%が「明確に知っている」、41.9%が「なんとなくイメージできる」、10.3%が「調べてみたがわからない」、10.4%が「まだ調べていない」と回答した。また、「第1志望企業の内定取得予定時期」を調査したところ、最も多かったのは「6月前半」で20.7%であった。
まとめ
今回の調査では、広報解禁前にも関わらず内定率が1割を超えるなど就職活動が早期化している結果となった。長引くコロナ禍において企業も学生も早めの行動をしていることが伺える結果となり、これまでの採用スケジュールの変化もあり得るのではないだろうか。
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