就職活動の自信や不安に関する調査 95.7%の学生が「不安」を感じていることが明らかに
株式会社学情(本社:東京都中央区/大阪市北区、代表:中井清和)は、2022年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に「就職活動の自信・不安」に関する調査を実施した。
調査概要
調査対象:「あさがくナビ2022」へのサイト来訪者
調査方法:Web上でのアンケート
調査期間:2021年2月17日~2021年2月25日
有効回答数:493名
就職活動に不安を抱く学生は95.7%
「就職活動に不安はありますか」と質問したところ、74.6%が「とても不安がある」、21.1%が「やや不安がある」と回答し、ほとんどの学生が就職活動に対して不安を抱えていることが明らかとなり、具体的には以下のような声が挙げられた。
・コロナ禍で友人にも会えず、相談する機会がない
・コロナ禍で採用数が減ったり、採用ハードルが上がるのではないか
・説明会や選考の中止、採用数の削減が不安
・インターンシップもオンライン開催が多く、リアルで話す機会がない
最大の不安は「志望する企業の内定獲得について」
「就職活動で不安を抱いている点」を調査したところ、最も多かったのは「志望する企業の内定(内々定)を獲得できるか」で74.4%、次いで「1社以上内定(内々定)を獲得できるか」が71.2%、「就職したい企業を見つけられるか」が63.1%と続いた。他にも「Web面接で、熱意や自分の考えを伝えることができるか」が53.4%と、コロナ禍で普及が広がるWeb面接に対する不安を抱えている学生も多いことが伺えた。
リアル形式の面接に自信がある学生は35.3%
「面接はオンライン、リアルどちらの形式に自信がありますか」と質問したところ、「オンライン」「どちらかと言えばオンライン」が合わせて33.4%、「リアル」「どちらかと言えばリアル」が合わせて35.3%と、「リアル形式」がわずかに上回る結果となり、具体的には以下のような声が挙げられた。
・リアルの方が熱意を伝えやすい
・リアルの方が企業の雰囲気を感じることができると思う
・大学の授業もオンラインだったのでリアルで話すことに不安がある
まとめ
今回の調査では、ほとんどの学生が就職活動に対して何らかの不安を感じていることが明らかとなった。面接の実施形式に関しては、リアル形式、オンライン形式ともに自信に対する大きな差は見受けられなかったが、雰囲気や熱意を感じるためにはリアルを求める声も多いことが伺える。
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