テレワークに関する調査 7割のビジネスパーソンがテレワークをプラスに捉えていることが明らかに
一般社団法人日本セルフエスティーム実践協会(本社:東京都港区、代表:小西ひとみ)は、テレワークを実施している会社員110名を対象に「テレワークの実態」に関する調査を実施した。
調査概要
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年2月15日~2021年2月17日
有効回答:現在テレワークを実施している会社員110名
テレワーク最大の魅力は「プライベート時間の確保」
「テレワークを経験して快適だと感じている点やメリット」を調査したところ、最も多かったのは「プライベートの時間が取れるようになった」で61.8%、次いで「仕事の進め方が自分で自由に決められるようになった」が35.5%、「職場の人間関係が適度な距離感になった」が31.8%と続いた。他にも以下の意見が挙げられた。
・業務終了と同時に自分の時間に使うことができる
・不要な飲み会が減り、余計な出費がなくなり健康的にもなった
・服装が楽になった
・お化粧をしなくても良くなった
・自宅で昼食をとることができるので経済的
・効率よくスケジュール管理ができるようになった
・睡眠時間が増え、朝の時間も有効に使えるようになった
テレワーク最大の不満は「プライベートとの区別ができない」
「テレワークを経験して課題や不満として感じていること」を調査したところ、最も多かったのは「仕事とプライベートの区別ができなくなった」で32.4%、次いで「働く環境が以前より悪くなり、精神的負担を感じる」が24.1%、「濁ばの人間関係がむしろ悪化した/または希薄になった」が21.3%と続いた。他にも以下の意見が挙げられた。
・チームで進める業務の効率に課題がある
・家の環境に対しての補助がない
・どれだけやっても評価はされない
・新人が育つ機会がない
・気を張らなくなったため、ある程度出社した方が良いと感じる
7割の人はテレワークをプラスに捉える
「総合的に、あなたにとってテレワークはプラスマイナスどちらに作用しているか」を調査したところ、22.3%が「非常にプラスである」、48.1%が「プラスである」と回答した。
また、「テレワークを機に自分の仕事への適応力が向上したと思いますか」と質問したところ、10.1%が「非常に向上した」、38.0%が「向上した」と回答し、適応力が向上したことによる利点として以下の声が挙げられた。
・色々なことを冷静に考えることができるようになった
・時間管理が向上した
・無駄な業務を削る努力をするようになった
・家族との時間が増えた
・電話や雑用などがなくなり、自分の業務に集中できる
まとめ
今回の調査では、7割以上のビジネスパーソンがテレワークをプラスと捉えていることが明らかとなった。一方で、テレワークにおける仕事とプライベートの区別に課題を感じている人も多く、長時間労働を避けるための対策などが求められていると言えるのではないだろうか。
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